本の整理をしてたら、昔買ったけど読んでない本が何冊か出てきた。
その中の1冊。
著者は河内考さん。
毎日新聞社の元取締役。
実質破綻している「販売事業」の損失を、「広告事業」に頼って今までごまかしてきたが、ネットの台頭で「広告」がネット(携帯)に流れ、にっちもさっちも行かなくなった各新聞社。
破綻の原因となる「ビジネスモデル」についてはよく理解できた。
著者が新聞を、そして毎日新聞を愛しているのは、書いてある文章から感じられるのだが、いかんせん新聞各社に自らの「ビジネスモデル」を変革できるほどの自己改革能力は無い。
(はっきり行って「世代交代」くらいしか有効な手は無いと思う)