2008年
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2008年

岡嶋裕史さんの著作。

この人の本は初めて読んだが、すごく読みやすい。
文章もわかりやすいし、技術的なバックボーンもしっかりしているので、安心して読める。

さて、本の内容は、世の中に使えないシステムが量産されてしまう悲劇を、システム側ではSEという立場に焦点を当てて、システム開発を発注するユーザの視点に立って、開発が完了するまでの注意点をわかりやすくまとめてある。

目次は以下の通り。

第1部 SEという人々
第2部 SEと仕事をするということ
第3部 ユーザとSEの胸の内

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ちょっと変則的な本。

これはマジック・アイと言って、「心の目」という怪しい名前が付いたりしているが、焦点を対象物の手前か奥に(手前がクロス法、奥がパラレル法と言うらしい)持ってくることにより、3Dに見えてくる画像「超3D」の画像集だ。

自分はつい最近までやったことなかったのだが、十数年前に流行ったみたいなので、経験ある人はいるかも。。

初めてやったときはほんと超感動!!!
見えなかった3D画像が浮き出てくるのだもの。

フォトリーディング」という講座を受けたときに、その教室に3D画像が置いてあり、初めて試してみたのだ。

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城繁幸さんの著作。

氏は「若者はなぜ3年で辞めるのか?」という本を出版されており、この本の続編として書かれた本(前編はまだ読んでないです。。)。

3年で辞めた若者がその後選んだ仕事を通して、氏が「昭和的価値観」と呼ぶ古い価値観がもはや限界を迎えており、「平成的価値観」という新しい価値観に上書きする必要性を説く。

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フレデリック・P・ブルックスさんの著作。

発行は何と1975年。
つまり同い年!!

氏は、IBMの古いオペレーティング・システム(OS)「OS/360」の開発に携わっていた方で、その経験を通して得た「ソフトウェア開発」に関する問題点や今後の展望などが示されている。

何せ古い本なので出てくる単語が古めかしいが、大枠は「組織論」つまり「人間論」でもあるので、今でもそのメッセージは十分通用する。

氏がこの本で書いた、ブルックスの法則「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加はさらに遅らせるだけだ」は、今も全く変わっていない、普遍的な真理のように思える。

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ロバート・J・グーラーさんの著書。

前回の「新聞社」同様、本棚に眠っていたのを引っ張りだした本。

せっかく興味を持って買ったモノなので、再度自分の中の「読みたい度」を高めることで、今回はしっかりと読み終えてやることができた。

概要は、タイトルにあるような「論理で人をだます方法」が書いてあるのではなく、「論理の正しさ」と「内容の正しさ」は全く別もので、「正しい論理」をいくらでも悪用可能だということを、たくさんの例文を元に解説した、ある意味「辞書」のような本。

議論(会議)で内容をはぐらかされないようにするため、また、自分が議論の本質を見失わないようにするため、かなり有益で役に立つ実用書だと思う。

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