2009年
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2009年

ちょっと前に参加した、本のレビューを紹介する「reviewplus」というサービス。ここからの最初の献本。

今までブログ書いてて、献本された本の書評書くのは初めて。なんかこういうサービスに自分が参加してるって今の状況が、妙に面白い。

さて、実際に読んでみて、結論だけ先に書くと、この本は自分には全く役に立たなかった。

それもそのはず、読者ターゲットがかなり若い。高校生〜大学生、あるいは社会人1年〜2年目くらいだ。

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今和次郎(こん わじろう)さんの著書。

この本自体は1987年に出版されたものだが、著者の今和次郎さんは1888年生まれの方で、この「考現学(こうげんがく)」も1927年(昭和2年)に提唱されている。

そもそも「考現学」とは何?という疑問から手に取った本。

きっかけは、podcastで良く聞いてるTBSラジオ「文科系トークラジオ life」で、どのテーマの話のときだったか忘れたが、メインパーソナリティのチャーリーこと社会学者の鈴木謙介氏が誰かと交わした会話、「人間観察が趣味なんです」「いや、それは「考現学」という学問があるんだけどね。今和次郎という人が…」という会話を聞いたこと。

早速ネットで調べてみて、興味持ったのでAmazonで即購入。
読んでみると、かなり興味深い本だった。

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フォース・カインド「The 4th Kind」。
意味は「第4次接近遭遇」。
この言葉の意味は、映画を観るまで全然わからなかった。

おそらくその業界では有名な言葉なんだろう。なので、知ってる人は映画観る前からある程度のストーリーは読めたんだろうと思う。知らなかった自分としては、映画途中で知ったときに、「えっ!?そっち分野のお話なの??」と、正直驚き&少し失望してしまった。

何故失望したのか?
大抵この手の話は、見るからに怪しい人物が何の論証も無く主観のみで述べてる場合が多いからだ。自分にとって都合が良いデータのみ扱い、信じたい話のみを語る。完全に宗教。見てる側としては辟易。。そんなパターンばかり。

しかし、その点、この映画は誠実だった。

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社会学者の宮台真司氏と、9月の政権交代の上に発足した鳩山新内閣で外務副大臣の役職に付く、民主党参議院議員の福山哲郎氏との共著本。対談本でもある。

9月に内閣が組閣されて、現在は12月なので既に3ヶ月が経った。
ここで、政権交代の意味と、与党となった民主党が政権を取り官僚と仕事をし始めた所見含めて、今後の政治、日本の方向性を二人が論じている。

福山さんが外務副大臣という役職にあるせいもあり、外交ネタが多い。
また、この12月前に発売を急いだのも、現在開催されているCOP15(京都議定書に続く地球温暖化対策の枠組みを協議する気候変動枠組み条約第15回締約国会議)に間に合わせるためでもあったらしい。

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著者は原田玲仁さん。

今まで何冊もこの人の本は読ませてもらってる。最初は心理学、次が色彩心理学(書評まとめてるのでコチラへ)。そして、今度は恋愛心理学というわけだ。

1000円で200Pほど、片面は漫画という構成は前の本と全く同じ。
まぁ、今までの心理学や色彩心理学よりは一般的だし取っ付き易いとは思う。誰でも興味ある恋愛の話だし。

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