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中野京子さんの著書。

シリーズ3作目にして完結作。

前作と前々作の「怖い絵」と「怖い絵2」は書評書いてるので、そっちで確認してもらいたい。ここまでシリーズ読んだので、完結作も読むのは当然の流れ…という理由で手に取った本。

今回もほんと楽しませてもらった。

中野さんの深い知識で紹介されてるからこそなのだが、絵画よりもやはり歴史の方が面白い。自分にとっては。

例えば、「ジン横丁」。

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中野京子さんの著書。

前作「怖い絵」の第2弾。
上の挿絵が既に怖い(笑)
(ちなみに、この絵はヤン・ファン・エイク作)

このシリーズは3作で完結。

前作「怖い絵」は書評も書いてるので、こちらへどうぞ。
(掲載されてる絵画へのリンク付き)。

中野さんの著書は「ハプスブルグ家12の物語」を読んだのが一番最初で、それから縁があってか、本屋で見かけて興味持ったこのシリーズを買った後で、「何とあの著者か!」と気づいた次第。

この方の文章はほんとに明快で、制作当時の歴史&文化を踏まえて絵画を紹介してくれるので、歴史書を読んでるような感覚で本を読むことができる。これは前作「怖い絵」も同様。誰でも知ってるような有名な絵でも、背景を知ることで違う視点を得て、全く違った作品に見えてくる。

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中野京子さんの著書。

この人の本は、以前「ハプスブルグ家12の物語」を読み書評も書いた。名画を通して、ヨーロッパの歴史を学ぶ上ではずせないファクターである「ハプスブルグ家」を知る、という目的で本を読み、見事目的を達成できた。この人の文章は大変読みやすい。

今回の本も基本的な構成は同じ。
名画の裏にある背景(コンテキスト)を知ることで、見た目は華やかな絵が、実は相当ドロドロとした、まさに「怖い」絵であることを解説している。

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中野京子さんの著書。

以前、何かの本で読んだのだが、西洋文化を知る上で、前提として知るべきことが3つあるとのこと。

1つ目は「キリスト教
2つ目は「ギリシャ神話

そして、3つ目が「ハプスブルグ家

事実、以前ヨーロッパ(チェコ)に旅行行ったとき、まずキリスト教について学ぼうと思い本を読んだ。その時読んだ本も、この本と似たような「アートバイブル」という、名画を通して旧約/新約聖書を学ぶ本。そして、そこで得た知識があったからこそ、旅行先で絵画を観る際にある程度の文脈が理解できて、大変役立った経験がある。

なので、本屋でこの本を見た時に、「なるほど、これは良い本だ」と2匹目のドジョウを捕まえる意味で手に取った本。

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行ってきました、上野の森美術館。

渋谷からチャリで行ったけど、意外に遠かった。
道がわかんなくて、地図見ながらだったから時間かかったのは仕方無いかな。。

途中国会議事堂の前を通ったけど、そういえば国会議事堂来たの始めてだ(笑)
ほんとに日本人か、俺は。。東京に10年以上いるけど、今まで来たこと無い。
けど、周り見ると議員宿舎とか各省庁とかしか無いし、用もなく来るとこじゃないな、ここは。。

で、ダリ回顧展

ダリの絵は不思議で難解な絵が多くて、それが魅力でもあるんだけど、音声ガイド聞きながら色々観てると結構特徴がわかってくる。絵で使われてるモチーフ、象徴的なアイテムは当然それぞれ意味があって、それに対してちょっとした説明が添えられてて凄くわかりやすかった。

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