社会学
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今和次郎(こん わじろう)さんの著書。

この本自体は1987年に出版されたものだが、著者の今和次郎さんは1888年生まれの方で、この「考現学(こうげんがく)」も1927年(昭和2年)に提唱されている。

そもそも「考現学」とは何?という疑問から手に取った本。

きっかけは、podcastで良く聞いてるTBSラジオ「文科系トークラジオ life」で、どのテーマの話のときだったか忘れたが、メインパーソナリティのチャーリーこと社会学者の鈴木謙介氏が誰かと交わした会話、「人間観察が趣味なんです」「いや、それは「考現学」という学問があるんだけどね。今和次郎という人が…」という会話を聞いたこと。

早速ネットで調べてみて、興味持ったのでAmazonで即購入。
読んでみると、かなり興味深い本だった。

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山口一男さんの著書。

著者は社会学者とのこと。

社会学は学生のとき専攻していたこともあり(当時は全く興味なかったけど(笑))興味ある分野だし、その社会学(社会科学)のネタを物語形式で展開している、その試みが面白いなーと感じ、また最近ビジネス系の本ばかり読んでいて、たまには物語も読んでみようかなーと考え、手に取った本。

物語の後に、どんな社会科学的概念が盛り込まれているのか、解説が載っているのが嬉しい。まぁ、説明してくれないとわかんないよね(笑)

さて、目次…という程ではないが、載っている物語は以下の2つ。

六つボタンのミナとカズの魔法使い—社会科学的ファンタジー
ライオンと鼠—教育劇・日米規範文化比較論

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宮台真司さんの著書。

久しぶりに購入した宮台氏の本です。

ビデオニュース・ドットコム」はいつも拝見させてもらっており、その思想や考え方には大変影響を受けているわけだが、その氏が、14歳の若者に向けて、以前より生きづらくなっているこの日本社会の中で、今後どういう心構えで生きていけば良いのか、その処方箋というか方向性を本書で示している。

自分は今年33歳なので、どう考えてもターゲットからは対象外なのだが(笑)、氏が若者にどんなメッセージを伝えようとしているのか、それを知りたくて本書を購入した。

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11月はブログ書評を結構さぼってました。
なので、まとめて一気に書評を書こうと思います。

今回は、鈴木謙介さんの著書。

筆者は、TBSラジオ「文科系トークラジオ Life」でパーソナリティを勤めている鈴木謙介さんことチャーリー。
「Life」はpodcastで良く聞いてるのだが、この人の本を購入するのは始めて。

ラジオがすごく面白いので、その論を著書にするとどんな感じになるのか?
何か目的があって読むというより、そういう楽しみ方をするために購入した本。

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