ボーンシリーズの2作目。
1作目「ボーン・アイデンティティ」の2年後から話が始まります。
1作目でもそうでしたが、この2作目でも、インドーイタリアードイツーロシアと、とにかく色んな国を動き回ります。街並を観てるだけで楽しいですが、パスポートを複数持ってて、複数言語を操れるという主人公の設定ならではの展開。なんか、スパイ映画の王道な気もしますが(笑)
ストーリーは、1作目より良く出来てます。
アクションシーンも、ハリウッドにありがちなドンパチでボスを倒す、みたいな単純な流れではなく、最終的に復讐する相手も銃で倒すわけではない。。このスッキリとしない終わり方も、作品全体に流れる、ちょっと暗い雰囲気が影響してるのかもしれません。勧善懲悪ストーリーで、最後は銃で悪を倒してスカッとする、みたいな、そんな単純な結末には落とし込めない。もっとも、主人公が殺し屋なので、明るいハッピーエンドは望めませんけども。。