社会学者の宮台真司氏と、9月の政権交代の上に発足した鳩山新内閣で外務副大臣の役職に付く、民主党参議院議員の福山哲郎氏との共著本。対談本でもある。
9月に内閣が組閣されて、現在は12月なので既に3ヶ月が経った。
ここで、政権交代の意味と、与党となった民主党が政権を取り官僚と仕事をし始めた所見含めて、今後の政治、日本の方向性を二人が論じている。
福山さんが外務副大臣という役職にあるせいもあり、外交ネタが多い。
また、この12月前に発売を急いだのも、現在開催されているCOP15(京都議定書に続く地球温暖化対策の枠組みを協議する気候変動枠組み条約第15回締約国会議)に間に合わせるためでもあったらしい。