教育
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会社でよく後輩に、自分が今まで経験してきたことの中で、「これはこの先この人が覚えておくと有益だろうな、覚えておかないと高い確率で失敗するだろうな」と感じることを、伝えようと思うコトがある。

自分自身、若い頃に知ってればもっと早く成長できたんだろうなー、と思うコトなので、出来るだけ伝えようと努力はする。

なんだけど、伝え方が拙い、など自分自身の力量不足も結構大きいけど、ほぼ伝わっていないことが多い。要するにその人の「価値観(信念)」を変えるまでに至らない。

何でだろ?
・・と思ったので、ちょっと突っ込んで考えてみたい。

人から教えを受けて「価値観」を変えるには、以下のようなプロセスがあるように思う。

  1. まずはその人の言うことをしっかり聞く
  2. 言われたことを実践して試してみる
  3. その考え(方法)は有益だと実感し、考え(価値観)を変える
  4. その新しい考えが「行動」として定着する

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神保哲生さんと宮台真司さんが行っているインターネット番組「ビデオニュース・ドットコム」から、教育を扱った回を選んでまとめたのが本書。

基本的に、マル激の方で一度観たことのある話が多かったので、目新しさはなかった。

しかし、杉並区和田中学校で校長をされている、元リクルートの藤原和博さんや、ミスター文部省としてゆとり教育を押し進めた寺脇研さん、民主党の「次の内閣(next cavinet)」文部科学大臣でもあった鈴木寛さんなど、そうそうたる顔ぶれが、教育について語っている内容は必見。

メディアで流されている教育に関する議論が、如何に本質を付いてないかがよくわかる。

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トーマス・アームストロングさんの著作。

著者は教師でもあり、心理学者でもあるらしい。

さすがに教師だけあって、「教師」の立場で「子供」を育てるためにどうすれば良いのか?という視点を終始貫いて書かれている。

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「最高学府はバカだらけ」という、かなり挑発的なタイトル。

今は昔、僕が大学受験を受けたのは、随分懐かしい過去になってしまいました。

自分が大学生の頃にも大学に問題はありましたが、現在の大学入試は「指定校推薦」以外にも、「公募推薦」「自己推薦」「AO推薦」など多様化し、ほとんどの人が一般入試を経ずに入学可能な結果、大学で学ぶ基礎となる学力が無い人が大学に入ってしまうというINPUTの問題や、企業が求める事務処理能力以外の能力を持った人材を育てられないというOUTPUTの問題など、以前とは異なる問題が発生しており、社会の中で大学がその役割を果たせていない…そんな事実を教えてくれる本です。

また、大学に巣食うバカ学生とバカ教授の愚かさを単に揶揄してストレス解消するのではなく、大学に期待しているからこその苦言だと、最後は感じることが出来ます。

人材不足と言われて久しい日本の企業ですが、要となるのは当然「教育」、さらに一番大事なのが「大学」。その大学がこんな状況だと、ちょっとお先真っ暗な気がしますが、暗くなってても仕方がありません。まずは事実を知り、「問題」を「問題」として認識する必要があります。

その「問題」を認識するのに良い手助けとなる本です。

めちゃ久々な更新。

お家のMacマシンのOS再インストールとかしてたら、なんかブログ更新してる暇あまり作れなかった。。
やっと10.4のTigerになったよ。快適快適♪

まぁ、それは良いとして、久しぶりなので何をネタにしようかと思ったけど、ついこないだ国会で与党が衆議院で強行採決した「教育基本法」の改正について書いてみようと思う。

そもそも何で今教育基本法を改正しなくちゃいけないのか。。

これはまずその法律そのものを見てもらった方が早い。
なんか頭痛くなるかもしんないけど、実は今の教育基本法って11条からなるすごーく短いものらしい。
このリンクから全文が読めるのでぜひ読んでみてほしい。

実は読んでみると、もっともらしいことが書いてあるって感じると思うし、自分もそう思ったけど、これを急いで改正しなくちゃいけない理由なんか特に無いように思える。。

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