書評
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書評

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が編著。

DACは、広告を表示する「媒体社」と、広告主の代理をしている「広告代理店」とを結び、広告メニューの開発や販売代行、メディアプランニングなどを行う「メディアレップ」会社とのこと。

自分は現在IT会社でマーケティングに関わっていて、ネット広告を使う立場にある。また、色々と新しい概念が生み出されるネットの広告業界を一度総括してみたいな、という思いもあった。そういう動機もあり手に取った本。

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田中宇さんの著書。

氏のメールマガジンは一時期良く読んでた。学生時代だったか。仕事初めて間も無い頃だったかな?懐かしい思いで文章読ませてもらった。

今の激動する世界情勢を理解する上で、既存メディアが全く役に立たない状態なので、その他の情報源に頼る必要がある。所謂独自取材した上での2次情報ではないが、氏の視点は、メディアとは違う視点を与えてくれる。1つのフレームワークとして活用すると、世界が違って見える。

氏はジャーナリストではないのだが、英米など海外の情報を読み、歴史の流れを踏まえることで、帰納的にその意図を裏読み(推察)する形で、世界の各プレイヤーが現在何を考え、今後どんな戦略を取っていくのかを予測している。

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小宮一慶さんの著書。

このブログで小宮さんの書評書くのも4冊目。
「数学力」「発見力」「解決力」に続いて、今度は「社長力」。
(その間に「読書力」って本もあるけど読んでない)

この人の本は構成も文章も分かりやすくて読みやすい。
今回の本もそこは変わらず。スラスラ読めた。

元々は、「社長力」って何なの?って疑問から手に取った本。

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幸村誠さんの作品。
全4巻の漫画作品です。

作品背景は、近未来。2070年頃だったかな、、宇宙開発に成功し、人類が宇宙へ進出した後のお話。ネジみたいな小さなゴミでも宇宙船などに当たるとそれだけで大事故になってしまうので、「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」を拾うという仕事の需要が生まれ、主人公はその仕事をしている。そんな折に、木星探索のプロジェクトが実現化して、主人公はそのクルーへ志願し…なんてお話。

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鈴木光司さんの作品。
上下巻モノの小説。

鈴木さんは言わずと知れた、「リング」「らせん」「ループ」三部作の作者。学生時代「リング」の小説を手に取り、読んだときの衝撃は忘れられない。そして、映画「リング」を観たとき、映画館で腰抜かしそうになったことも(笑)。。あんな体験はなかなか出来るもんじゃない。

この1年はビジネス書を中心に実用的な本ばかり読んでたので、小説はほんと久しぶりなんだが、本屋で鈴木さんの新刊が出ているのを見つけ、久々に小説も読んでみるかな!!と思って手に取った作品。小説自体久々なので、どんな話か読む前から凄く楽しみにしてた…してたのだけれども。。。

細かい作品背景の説明は省く。
読んだ感想を一言で言うと、「納得いかない」。

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