舞田竜宣さんと杉山尚子さんとの共著。
「行動分析学」という聞き慣れないジャンルを学ぶために手に取った本。
本を読んで思ったが、「行動分析学」は一言で言うと、
「医学モデル」に頼らないモデル
ということなのかな?と受け取った。
「医学モデル」とは、行動の原因を考えるとき、能力が低い、やる気が無い、向上心が無い・・等々、当人の「心」の中に原因があると考えるモデル。
本でも説明されているが、このモデルで一番マズイのは「循環論」になること。やる気が無い⇒仕事が出来ない⇒なぜ仕事が出来ないやつと評価されるか?⇒やる気が無いから⇒・・後はぐるぐると回り、どこまでも抜け出せない。