映画/アニメ
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ご存知マイケル・ムーア監督の最新作。

よく考えると、ムーア監督の映画は結構映画館行って見てる。「ボーリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」「シッコ」等々。。

そんな監督の最新作。今回扱うテーマは、大変シンプル。

「キャピタリズム」=「資本主義」。
かなり直球。

一昨年末のサブプライムローン破綻に端を発したアメリカ経済の崩壊、その後リーマン・ブラザーズ倒産にもつながり、現在の世界同時不況の引き金にもなった。昔からある考え方なのでその「元凶」とは言えないのだが、世界中(特にアメリカが)「資本主義」を突き詰めた結果が現在の状況につながった、と捉えられなくも無い。

この映画はそういう前提で作られている。

サブプライムローンで家を失った人々、不況で職を失った人々、反比例するように利益を稼いだ大手企業のCEOや政治家達。その人達へのインタビューや解説を通して、「資本主義」がどのように暴走した結果、現在の非道い状況に至ったかを説明している。

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フォース・カインド「The 4th Kind」。
意味は「第4次接近遭遇」。
この言葉の意味は、映画を観るまで全然わからなかった。

おそらくその業界では有名な言葉なんだろう。なので、知ってる人は映画観る前からある程度のストーリーは読めたんだろうと思う。知らなかった自分としては、映画途中で知ったときに、「えっ!?そっち分野のお話なの??」と、正直驚き&少し失望してしまった。

何故失望したのか?
大抵この手の話は、見るからに怪しい人物が何の論証も無く主観のみで述べてる場合が多いからだ。自分にとって都合が良いデータのみ扱い、信じたい話のみを語る。完全に宗教。見てる側としては辟易。。そんなパターンばかり。

しかし、その点、この映画は誠実だった。

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やたらと長いタイトル。

ストーリーは実は既に知っていて、以前「2ch」にスレッドが立てられ、その後、スレッド主とコメント返す人達との長いやり取りが続き、結果、小説1冊分くらいの量のスレッドになったのだ。

どこで話聞いたのかは既に忘れたけど、面白い文章があると聞いて、結構前に2chのこのスレの全文を読んだ。そして、すごく感動した。

何というか、スレッド主「マ男」の声が、ほんと息が聞こえるくらい生々しい感じがした。「マ男」に降り掛かる様々な困難。すべて実話。映画化されるのは当たり前だ。ほんとに様々なドラマが起こる。

そして、プログラマという職業。
自分が以前、この「マ男」と同じプログラマの仕事をしていたことも、この話に対する評価&共感につながったんだよな。。

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監督はローランド・エメリッヒ。

インディペンデンス・デイ」を作った監督さんだ。その他、「デイ・アフター・トゥモロー」なども製作している。

この映画もこの2本と同じ路線。パニックムービー。

ストーリーはわかりやすい。地球の地殻がズレ、世界中が崩壊する。これだけだ。縦軸のストーリーはほんとにこれだけ。あとは横軸として「家族愛」というお決まりの属性。

災害の映像はたしかにすごい。手に汗握るし、仮に災害が起こったとしたら、こういう感じになるだろうな、と恐ろしくもなる。しかし、主人公達が毎度毎度ギリギリのところで助かるのはかなり嘘くさい演出だし、何よりストーリーが決定的につまらない。

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先月から始めてる個人プロジェクト「毎週1回は映画館で映画観よう!!」。

今週はブランドで有名な「シャネル」の創設者「ココ・アヴァン・シャネル」の、モードで成功するまでの軌跡を描いた同名の映画。

とは言え、実は「シャネル」というブランドにはあまり興味は無い。今まで商品を一度も購入した事も無い。値段が高いという理由もあるし、自分ごときが「シャネル」を身にまとうのはまだ分不相応、と分をわきまえているからでもある。

しかし、一人の女性がどんな形で成功していったのか?、その点に興味を持ち映画を観た。そして、何よりも「オドレィ・トトゥ」という女優が好きなのだ、私は。

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