意見
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意見

タイトルの通り、「プライバシー」=「個人情報」について考えてみたい。

きっかけは「PUBLIC」という本を読んだこと。

この本は、「フリー」「シェア」とともに、「Web2.0」から「Web3.0」へ向かうこれから先のWeb社会の未来(方向性)を示唆する上で、大変興味深い3部作の3冊目。著者は3冊ともバラバラなんだけど、編集元(NHK出版)が同じコンセプトで発売したみたいね。慧眼です。著者は別なんだけど、監修したのは3冊とも元ワイアード日本版の編集長だった「小林弘人」さん。日本でネットの未来を語る上では間違いなくキーパーソンの1人。

さて、タイトル通り、扱っているのは「PUBLIC(公共)」なんだけど、当然「パブリック」について考える上で「プライベート」を考えることは避けて通れない。

なので、この本の構成も、「パブリック」とは何か?そのメリットは?などを最初に説明し、歴史的に見て、「パブリック」と「プライベート」の概念が社会環境とともにどう変化してきたかをざっくり解説している。以下の目次見ると何となくわかると思う。

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TPP=環太平洋戦略的経済連携協定について思うことを今更ながらまとめてみたい。

きっかけは「反TPP論」を読んだこと。小林よしのりさんの本読むの久しぶり。昔は「ゴー宣」よく読んでたんだけど。

ただ、読んでみて思ったけど、たいして論点が無い。

 

自分が気になったのは以下2つくらい。

  • 農業の競争力UPにつながるか?
  • 一般市民にメリットはあるか?

まずは「農業」について考えてみる。 ⇒ 続きを読む

会社でよく後輩に、自分が今まで経験してきたことの中で、「これはこの先この人が覚えておくと有益だろうな、覚えておかないと高い確率で失敗するだろうな」と感じることを、伝えようと思うコトがある。

自分自身、若い頃に知ってればもっと早く成長できたんだろうなー、と思うコトなので、出来るだけ伝えようと努力はする。

なんだけど、伝え方が拙い、など自分自身の力量不足も結構大きいけど、ほぼ伝わっていないことが多い。要するにその人の「価値観(信念)」を変えるまでに至らない。

何でだろ?
・・と思ったので、ちょっと突っ込んで考えてみたい。

人から教えを受けて「価値観」を変えるには、以下のようなプロセスがあるように思う。

  1. まずはその人の言うことをしっかり聞く
  2. 言われたことを実践して試してみる
  3. その考え(方法)は有益だと実感し、考え(価値観)を変える
  4. その新しい考えが「行動」として定着する

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ブログの整理をしてて、昔自分で書いた書評を読んだ。
ビジネスで失敗する人の10の法則

3年くらい前。
当時は全然響かなかったんだけど、改めて書評読んでみて、さらに本も少し読み直してみたら、今度はすごく納得できた。腑に落ちた。それだけ自分が成長(変化)したということかしら?

この本では失敗する10個の法則が書いてある。
目次見れば一目瞭然。

法則1 リスクをとるのを止める
法則2 柔軟性をなくす
法則3 部下を遠ざける
法則4 自分は無謬だと考える
法則5 反則すれすれのところで戦う
法則6 考えるのに時間を使わない
法則7 専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する
法則8 官僚組織を愛する
法則9 一貫性のないメッセージを送る
法則10 将来を恐れる
法則11 仕事への熱意、人生への熱意を失う

これ、ほんとに実感。
最近の自己啓発系の本で、「こんなやり方なら成功する!!」みたいな内容の本がよくある。私はこの手の本は全く読まないし興味も無い。

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先日、民主党新政権として鳩山首相が、アメリカで開催された国連気候変動サミットにて2020年までに温室効果ガス「25%削減」の目標を掲げて各国から賞賛を浴びた。

日本の首相がこういった国際的な会議で拍手をもらうのは大変珍しい、というか見たの初めてかもしれない。

実際に目標達成できるかはこれからのコトなので是非は問わない。ただ、中期目標を掲げてそれに向けて政策を考えていくという姿勢は評価できる。これからに期待したい。ってか、うちらも頑張らないとね。。

で、元々日本に課せられてた「6%削減」。京都会議が開催された1990年と比較したCO2の排出量なわけだが、今まで知らなかったが、実はこれほんとは「6%」じゃない。

詳しくはコチラ
http://www.jri.co.jp/thinktank/sohatsu/eyes/e00140.html

要するに、実質は「0.6%減」が目標で、残り「5.4%」は森林吸収分+海外との排出権取引分でまかなうという、割と甘い目標値だったらしい。まぁ、その「0.6%」すら達成できず、かえって排出量増やしてしまったわけだけど。

ただ、何と言うか、こういう情報は正確に伝えて欲しい。

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