ブログの整理をしてて、昔自分で書いた書評を読んだ。
ビジネスで失敗する人の10の法則
3年くらい前。
当時は全然響かなかったんだけど、改めて書評読んでみて、さらに本も少し読み直してみたら、今度はすごく納得できた。腑に落ちた。それだけ自分が成長(変化)したということかしら?
この本では失敗する10個の法則が書いてある。
目次見れば一目瞭然。
法則1 リスクをとるのを止める
法則2 柔軟性をなくす
法則3 部下を遠ざける
法則4 自分は無謬だと考える
法則5 反則すれすれのところで戦う
法則6 考えるのに時間を使わない
法則7 専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する
法則8 官僚組織を愛する
法則9 一貫性のないメッセージを送る
法則10 将来を恐れる
法則11 仕事への熱意、人生への熱意を失う
これ、ほんとに実感。
最近の自己啓発系の本で、「こんなやり方なら成功する!!」みたいな内容の本がよくある。私はこの手の本は全く読まないし興味も無い。
そんなの「あなたがそのやり方でたまたま成功しただけでしょ?」と思うので。
「必ず成功する法則」なんてまずあり得ない。
ただし、「必ず失敗する法則」はたしかにある。この本はそれをテーマにしてる。たしかにこれやったら失敗するわ。法則1〜法則4は絶対的な法則だな。。法則9も、マジでその通り。これはどの会社/組織/チームでやっても、必ず失敗するでしょう。
立場は関係ない。この本は組織のリーダー向けに書かれてある本だけど、メンバーがやっても組織(チーム)が上手く回らなくなる。まぁ、より「リーダーが嵌りやすい失敗(穴)」ではあるけど。
で、最近読み返してる好きなマンガ「あひるの空」の30巻の中で、こんなセリフがある。
パスケでどうやったら勝てるか理論的に説明できるか?
「説明できない」が正解。勝つということ自体不確定なものだからだ。
だが、反対語の「負ける」は容易に説明できる。
努力を怠る、向上心を失くす、あらゆるマイナス要素が負けに直結する。毎日死にもの狂いで練習してるのは勝つためじゃない。負けないためにやってるんだ。
勝負に多分も絶対もない。最後まで負けなかったチームが勝つんだ。
これも同じことを言ってるんだよなー。
注意した方がいい。したり顔で「俺はこうやって成功したんだ!!」って語る人の言葉は。
その人に悪気があろうが無かろうが、その話は高い確率であなたには役に立たない。
改めて本読むと、色々と気付かされることが多いわ。
まだブログ整理中なので、また別のこと気づくかもしれないね。そうなったらまたブログに書こう。