10月
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2008年10月

小飼弾さんの著書。

氏が運営するブログ「404 Blog Not Found」はよく拝見させてもらってて、そこで書評に載っている本も、自分が読む本として参考にさせてもらっている。

この方はオン・ザ・エッジ(現在のライブドア)時代にCTO(最高技術責任者)を勤められ、その後ホリエモン問題がメディアを騒がせていた頃、テレビにもちょくちょく出ていた。テレビ出ていた頃は、割と過激というか、人の風当たりを受け易いような発言をしていたが、ブログにしろ、この本の内容にしろ、基本的にこの方の考え方には賛成。自分にとっては非常に肌に合っている。

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ご存知、勝間和代さんの新作。

非常に活動的な方ですが、今度は社会問題に取り組み始めたようだ。

というか、まぁ、当然の成り行き。今の社会を見て問題が無いと思う人なんて居ないと思うし、不満の臨界点は意外に近いってのは肌で感じてる人が多いと思う。勝間さんのようにアンテナの広い人であれば、必ずこの問題にたどり着くだろうなーとは思ってた。

もちろん、ご本人のこれまでの経験から自然にたどり着いた道ではあるでしょうが。。

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ロバート・B・ライシュ氏の著書。

原題は「Supercapitalizm」。本文では「超資本主義」とそのまま訳されている。

今までの「民主的資本主義」が「超資本主義」へ変わってしまったことで、市民としての公正さを実現するための「民主主義」という機能が働くなってしまった、それを「資本主義の暴走」と呼び、その危険性を警告している。

氏は現在バラク・オバマ民主党大統領候補の政策アドバイザーを務めている。
あと1ヶ月ほどでアメリカ大統領選挙が始まるが、オバマ氏有利の下馬評でもあり、仮にオバマ市が黒人初の大統領になり、氏が政策アドバイザーになれば、氏の考えが及ぼす影響力もその分拡張されることになる。次のアメリカ政府がどんな政策を実施するのか、予想する上でも本書を読む価値はある。

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ジェフリー・ムーア氏の著書。

マーケティングについて勉強&実践中の自分としては、前々からずっと読もうとしていた本で、また最近よく著書を読む勝間和代さんも大絶賛していたこともあり、本屋で勢いのまま購入。

読んでみた結論として、今のタイミングで読んでおいてほんとに良かったなーと思えた、まさに名著。あまりに面白くて2回続けて読んでしまったほど。最近読んだ本では無かったことだ。

最初に書いてしまうが、マーケティングに少しでも関わっている人であれば絶対に絶対に読んでおいた方が良い。おススメするというレベルではなく、読まなきゃダメ、と言って良いほど。

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山崎養世さんの著書。

氏は元ゴールドマン・サックス投信の社長。その経験から、今後の世界経済がどのような変化をしていくかを大胆に予想したのが本書だ。

氏の本は以前何度か読んで、このブログでも数冊書評を書いたが、非常に明確な論理でわかりやすく、首尾一貫している態度が好感が持てる方。私は氏のちょっとしたファンみたいなもので、この本も新作が出たと知ってすぐに本屋で購入した次第。

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