2006年
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2006年

今回3回目のオランダに行ってきた。
今日ようやく日本に帰国…疲れた。。

お仕事では2回目。
スキポール国際空港から電車でデン・ハーグへ。
さすがに3回目ともなると慣れたもんで、なんか余裕すら感じちゃった。
まだまだなんだけどね、ほんとは(^_^;)

オランダは経済的にはアムステルダム、政治的にはデン・ハーグが中心で、ハーグには総理府など中央官庁が集まる「ビネンホフ」というお城や、各国の大使館、こないだ旧ユーゴ大統領のミロシェビッチが死んだ「国際司法裁判所(ICJ)」なんかがある。

前回3月に来たときは、めちゃ寒くてビネンホフの池とか凍ってた(笑)
日本と同じ感覚で行ったら、見事に風邪引いてノドがガラガラ。
ヒドい目に会った。

今回はオランダも春らしくなってて、青空の見えるいー天気♪
すっごく気持ち良かった〜

仕事終わって、プラハにも寄って友達に会ってこれたし、良い休暇になったな。

また、時間作って旅行行っこぉーっと!!

ある人の本を読んだときに、「僕はずっと不安の中で生きてた」みたいな感じのコトを言ってた。

それを読んだとき、『ドキッ』とした。

あれ、ひょっとしてぼくも同じ?
今が不安な状態ってわけじゃないけど、口では安定したい安心したいとか言いつつも、実は不安を求めてるんじゃないの?

不安ってのは、足元が定まらないことだ。
「この年になったら、こんな生活を」なんて、10年後、20年後の人生設計を若いうちからするような生き方を否定はしないけど、ぼくには性に合わないってのは、早いうちから気づいてた。

何で、そんな先まで設計するかって、結局「安定(安心)したい」からだ。

考え方にも通じるけど、或る程度成長すると、物事を割り切ったり、うまく距離を置いて、余裕を持って、接したりできるようになる。
けど、それだけじゃ面白くない、楽しくない。

物事は上手くこなせるようになるけど、絶対に
「心から楽しむ(夢中になる)」
という、自分が一番求めてることが出来なくなる。

だから、安定(安心)したくないし、不安定なままでいたいんだろーな。

最近遊んでない気がする。

別にイケない遊びとかの話じゃなくて(笑)、
心から楽しんで遊んで気持ちを発散してないよーな、そんな感じ。

何かに対して最初に「これ面白~い!!」って感じても、
それを頭で必死に否定するような考え方になってないかな?

例えば最近では「ファイナルファンタジーXII

ファースト・インプレッションは”やってみたい”。
けど、友達とかと話してると、面白く無さそう、デザインが嫌い、
キャラクターに魅力が無い・・などなど。
そのうち、やっぱり面白く無さそうかな?と思って、結局やらない。

これって、おかしいぞ。。

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爆笑問題の太田さんが推薦してた、カート・ヴォネガット・ジュニア著「タイタンの妖女」という本を読んだ。

買ったの結構昔で、一度読もうとして挫折したんだけど、ついこないだ、爆笑問題がやってる番組「爆笑問題のススメ」の最終回でこの作品を太田さんが紹介してて、そういえば買ったなぁ…と思い出し再チャレンジ。今度はあっさりと最後まで読めた。

読んだ感想は…「面白かった」。

ただ、Amazonのレビューとかで皆さんが言ってる程面白いかと言われれば??
太田さんがこれを読んだのは、思春期かちょっと過ぎた辺りだと思うから、影響を受けるのはわかる。
ちなみに僕は30歳だけど、この歳で読んでも、そりゃーそうだよな…で終わってしまう。

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「爆笑問題のススメ」に松田美由紀さんが出演されてた。

この方は、あの松田優作さんの奥さん。

爆笑問題の大田さんが、松田優作さんを「心の師」として仰いでいるみたいで、すさまじく熱いトークが繰り広げられた。
ぼくは松田優作さんのことはほとんど知らないけど、それを聞いてるだけで、ほんとかっこいい人だったんだなぁーって思えるくらい。

自分の信念を曲げない。
女の人を守る。
感じたコトを素のまま表現する。
…なかなか、出来ることじゃない。

不器用な生き方だけど、かっこいいと思う。
自分の信念を貫き通すってのは、言う程簡単じゃない。

そういう人が実在したって事がほんとに嬉しい。
昔はそういう人が結構いたのかな?なんて少し寂しくなったりするけど…。

自分の表現したいコトは言わなきゃいけない。
後で「何で言わなかったんだろう…」と後悔するより、否定されても批判されても言った方が良い。

凄く不器用な生き方だと思うけど、この先止めるつもりは無い。
賢く利口に生きるつもりはない。
不器用でも、後悔しない、死ぬ瞬間に満足いくような、そんな生き方がしたい。