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渡邉正裕さんの著書。

渡邉さんの本は以前「若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか」を読んだ。

こちらの本では「仕事」「生活」「対価」という軸から企業を評価していたが、この本は「企業」を軸にしている。

各社に対して、「評価・報酬」「雇用安定性」「意思決定」の軸で評価を行い、最後に「仕事」「生活」「対価」のトライアングルでの総合評価を行っている。

企業毎の項目を読むと、「企業カルチャー」が透けて見え、各企業で何が違うのかが比較できる(ただし、本は2006年度版なので、少しだけ情報は古いが…)。

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渡邉正裕さんの著作。

氏は、元々毎日新聞に勤めていたが、会社の風土が肌に合わず外資系コンサルに転職、現在は起業してジャーナリストとして活躍されている。

この本では、コンサル時代に培ったと思われる分析能力で、会社を選ぶ際の「指標」を非常に分かりやすく示してくれている。

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城繁幸さんの著作。

氏は「若者はなぜ3年で辞めるのか?」という本を出版されており、この本の続編として書かれた本(前編はまだ読んでないです。。)。

3年で辞めた若者がその後選んだ仕事を通して、氏が「昭和的価値観」と呼ぶ古い価値観がもはや限界を迎えており、「平成的価値観」という新しい価値観に上書きする必要性を説く。

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久々にマル激からのネタ。
マル激のタイトルは「公認会計士は、なぜ特捜検察と戦うのか」。

2004年に、当時害虫駆除会社キャッツ社の公認会計士だった細野祐二氏が、粉飾決算に加担としたとして逮捕/起訴された。細野氏は「無罪」を主張するも、1審2審で「有罪」判決。現在は最高裁へ上告中。

詳細は、著作「公認会計士vs特捜検察」を読むと詳しいと思うが、自分はまだ読んでいない。このブログは、今回マル激で扱った内容のみ題材として書いているコトは始めに断っておく。

事件の概要は、キャッツ社が銀行から他社買収のため融資を受けた資金を、自社株の買い戻しに使い、その行為自体が「株価操作」、またそれに関わる会計上の処理が「粉飾決算」に当たるとして、特捜がキャッツ社幹部と公認会計士だった細野氏を逮捕/起訴した。

「株価操作」と「粉飾決算」は別裁判として扱われ、「株価操作」についてはキャッツ社社長は起訴内容を認め、既に判決済み。執行猶予付きの「有罪」となっている。細野氏は「株価操作」とは別の「粉飾決算」の容疑で裁判を行っていることになる。

番組での話を聞くと、明らかに細野氏に粉飾する意志は無かったコトがわかる。また、意図的ではないにせよ、会計上不備が発生した結果になってしまった、ということも無い。会計上は全く問題ない処理をしている。

では、何が問題なのか?

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