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苫米地英人さんの著書。

「洗脳支配」とタイトルにもある通り、WGIP(War Guilt Information Program)などの洗脳話も出てくるが、昔小林よしのりさんの「ゴーマニズム宣言」読んでた身としては、既に周知の事実。「ゴーマニズム宣言」は、マジな話で、戦後から引き継がれそのまま学校で教えられたコトで身についた、私の洗脳状態を解いてくれたと思う。だからこそ、小林よしのりさんの本は今でも読んでる。

閑話休題。。

まずは目次の紹介。

プロローグ 洗脳経済140年の呪縛
第1章 日本人にかけられたヒルガードの洗脳
第2章 みそがれた階級
第3章 マネー経済の奴隷
第4章 経済で行われる洗脳テクニック
第5章 洗脳経済から自由になる方法
エピローグ 私たちを待ち受ける次なる洗脳プログラム

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小島寛之氏の著書。

氏は経済学者。経済学者として、「経済学とはどんな学問か?」という、かなり根本の問いについて、考えている本のように思えた。

ちなみに、読み終わった後、今まで私がイメージしていた「経済学」の考えが少しだけ変わった。

「経済学」とは、数字を色々といじって予測できない将来をもっともらしく説明する学問、という思いっきりマイナスのイメージしか持ってなかったのだ。

多少はそのマイナスイメージは無くなった。
しかし、トータルでは「経済学」はまだまだマイナス。
というより、全然違う面から眺める視点を得た結果、トータルゼロになってしまった。

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ご存知、西原理恵子さんの漫画。

「出来るかな?」シリーズの姉妹本って考えた方が良いかしら?

できるかなV3」では「脱税」の方法を堂々と書いてた著者だけど(笑)、他にもホステスとか何でもとにかくやってみるそのバイタリティには頭が下がる。

「毎日かあさん」の著者で、そちらはかなり良いイメージが社会的に浸透し始めているのかもしれないが、西原さんの本領はこういう「汚れ」仕事でこそ発揮される。基本的に下品な絵だしね、この人の漫画は。人間のドロドロした部分を凄く面白く書けるってのは、凄い才能だと思う。

で、今回は挑戦するのは「FX」。
「FX」は「Foreign eXchange」の略。「外国為替証拠金取引」という意味。
為替の差益で儲けようという金融商品、というか博打だ。

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西原理恵子さんの著書。

ご存知の西原さん。
本を書く人というより、普段は漫画を書いてる人。
4月からアニメ化される「毎日かあさん」や、「できるかな」シリーズとか、ハチャメチャな漫画書いてる人。面白いです、この人の書く話。破天荒で。

そんな西原さんが、「お金」を真正面に扱ったのが本書。
この世で一番大事なモノ。「お金」。
ここまでストレートなメッセージもなかなか無い。

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小幡績さんの著書。

「すべての経済はバブルにつながる」という挑戦的なタイトル。

そもそも「バブル」とは何か?何故サブプライムローン問題が起こったのか?
それを著者が非常にわかりやすい簡潔な文章で述べている。

目から鱗だったのが、「バブル」は避けられないということ。避けられないというか、心理的に「参加しないと損」というべきか。。そして、世界の投資のプロ達は、「バブル」を予測できなくて結果的に破産したのではなく、完全に予想をした上で、「バブル」だからこそ投資を行っていた。皆が合理的に振る舞った結果バブルが起こった。「合成の誤謬」というか。つまり「全て納得付くでチキンレースをやっていた」だけで、破産した人は「チキンレースに負けただけ」という事実。

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