2月
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2010年2月

阿部彩さんの著作。

「子どもの貧困」について論じた本。

よくよく考えてみると、「子どもの貧困」というのはあまり聞き慣れない言葉だ。
「少子化」についてはよく聞く。特に最近。晩婚化が進み、結婚しても子どもを生まない夫婦も増えてると聞く。そして、民主党政権が少子化対策として「子ども手当」を支給する話が現実味を帯びてきている現在、やたらと「少子化」という言葉を耳にするようになった。

しかし、「貧困」問題はまったく別。
この本は「子ども」のみを扱っているが、ニートやフリーター問題にも通低している。「貧乏」とは性質が異なる。「貧困」とは、生きていく上で最低限の生活すら出来ない状況だ。ついでに、「格差」とも全く違う。「格差」問題は、所詮スタートライン(機会)の「差」をどれだけ無くすかという話でしかない。

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石井淳蔵氏の著書。

氏の本は以前「マーケティングの神話」という本を購入し、こっちの本はまだ読みきってはいないのだが、途中まで読んでみて、この人は日本のマーケティングの第一人者という印象を受けた。

で、マーケティングに関わってる自分としては、そんな著者の新刊だったので、内容は確認せずとりあえず購入。読んでみて、かなりタメになる良著だった。

そもそも本のタイトルでもある「ビジネス・インサイト」とは何か?

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クリント・イーストウッド監督、主演の作品。

普段よく聞いてるラジオPodcastの番組でもオススメしてたり、やたらと評判の良い作品なので、DVD借りて観てみようと思い鑑賞しました。

そういえば、クリント・イーストウッド主演作品って久しぶり。
「ダーティハリー」以来かな?それもかなり昔なので内容全く覚えていない。「硫黄島からの手紙」も映画館観に行こうと思いながら、結局行かなかったし。。

さて、この作品は老人と少年との関係性から、互いが変わっていく(成長していく)姿を描いたもの。テーマはありきたりだけど、ほんとにいい作品でした。久しぶりに上質の映画を観た。最近映画館へ行って観る映画が、かなりハズレばっかだったので、余計そう思った。

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数年前に購入した「iPod」第5世代。30Gモデル。

「iPod」は第3世代を1台目として購入したけども、2~3年でバッテリーが無くなってしまい、モノクロからカラー画面に変えるためにも、第5世代を購入したわけだ。

しかし、もう3~4年使ってるので、そろそろバッテリーがヘタってきてて、フル充電しても10分くらいしか持たなくなってきた(笑)これじゃ、携帯Musicプレイヤーとしては全く使い物にならない。

ってことで、バッテリー交換をすることに。

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小飼弾氏のブログはちょくちょく拝見させてもらっているが、昨日公開された「Google Buzz」に対する論評を読んで、改めてTwitterが何で面白いか、実感した。
⇒Google Buzz がただの buzz で終わる(かも知れない)理由

氏はブログ内で、「S/N比」という視点からTwitterとGoogle Buzzを比較する。

S/N比は、「Signal Noise Ratio」の意味。
Signal=意味のある情報、Noise=雑音(無駄情報)って意味。

GoogleのSergey Brinが語った以下のセリフをこのブログでも引用させてもらう。

“情報のS/N比を上げることがうちの強みの一つだ。検索でも毎日、それに努力している。個人のコミュニケーションも、今では検索なみのスケールに達しているから、やはりS/N比の向上が何よりも重要だ。”

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