小飼弾氏のブログはちょくちょく拝見させてもらっているが、昨日公開された「Google Buzz」に対する論評を読んで、改めてTwitterが何で面白いか、実感した。
⇒Google Buzz がただの buzz で終わる(かも知れない)理由
氏はブログ内で、「S/N比」という視点からTwitterとGoogle Buzzを比較する。
S/N比は、「Signal Noise Ratio」の意味。
Signal=意味のある情報、Noise=雑音(無駄情報)って意味。
GoogleのSergey Brinが語った以下のセリフをこのブログでも引用させてもらう。
“情報のS/N比を上げることがうちの強みの一つだ。検索でも毎日、それに努力している。個人のコミュニケーションも、今では検索なみのスケールに達しているから、やはりS/N比の向上が何よりも重要だ。”
Signalの比率を上げることを目的とする以上、BuzzはTwitterキラーにはたしかに成り得ない。Twitterの良さはSignalとNoiseを気にしなくていいことだし。いちいちそんな事考えていたら、つぶやけない。「ユルさ」が特徴であるTwitterは、S/N比を使う人が自由に選べる(というか意識しなくていい)のがいいところでしょう。
なので、S/N比の向上を掲げるなら、別のツールとして進化するんだろうね、Buzzは。
(仕事や家族、親族、友人間など密なコミュニケーション:Signalであれば、活用できるかな。。)
しかし、Noiseは多い方が面白いと思うけど。dan氏も言ってるが、なんでS/N比を上げれば人生の質(QOL)が向上するなんて考えるんだろうなぁ。。
サブカルチャーが発達してる日本では余計そう思う。サブカルなんてほとんどNoiseだと思うし(笑)
この論評読んで、改めてTwitterの面白さを実感した。