3月
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2008年3月

またまた「カンブリア宮殿」からのネタ。

HDDプレイヤーに撮り貯めた数ヶ月前の番組をやっと視聴。
今年2008年の始めに放映された回かな?

いつもは企業の社長など財界の人たちがゲストだが、この回はプロ野球楽天イーグルスの監督「野村克也」さんが登場。「野村再生工場」とも呼ばれる、その人材活用の方法を中心に番組が展開された。

1時間の番組なので、それほど厚みのある話は聞けなかったが、印象に残ったコトとして、野村さんはドラフトではなく入団テストを受けて当時の南海に入団し、1ヶ月で戦力外通知をされたこと。「辞めさせたら南海電鉄へ飛び込んで自殺してやる」と首脳陣にかけあい(首脳陣を脅し)、何とかその年は首をつないで、当時根性論が支配していた野球界でおそらく初めて相手チームや選手のデータを分析して事前に対策(準備)を立てることを始め、その後三冠王などの輝かしい名誉に得る結果となったということ。

だからこそ、他球団から戦力外通知をされた選手でも拾ってきて、自分のチームで復活させることが出来るんだと思う。常にスターとして人生を歩んできた人であれば、戦力外通知された選手をわざわざ雇って潜在能力を引き出そうとは考えない気がする。

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今までとちょっと変わった切り口からのブログネタ。

HDDプレイヤーに取り貯めた「カンブリア宮殿」というTV東京の番組を観てて、その中で激安家具屋の「ニトリ」が取り扱われていた。

「ニトリ」について、名前だけは知ってたけど、正直お店にも行った事無いし、今までその名前を意識したコトも無い。番組で紹介していたが、とにかく家具が安い。その安さを実現している仕組みから、「ニトリ」という会社の性格が非常によく理解できる。

今でこそ、グローバル企業は海外に生産工場を移すのは当たり前になっているが、当時家具メーカーから問屋を通して手数料を上乗せした金額で販売するのが当たり前だったところ、顧客の立場に立って少しでも安い売価で売るために、問屋をスルーして販売をしようと試みた。メーカーからは総スカンをくらい、商品を卸してもらえない結果に。。それならばと、自分たちで家具を作ってしまおうと決断。海外に工場を建設。木材なども、通常であれば商社を通すところ、自分たちで直接仕入れることで、価格を2〜3割は安くした。結果、今のような激安価格で販売できる仕組みを作ったようだ。

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ボーンシリーズの最終章。
ジェイソン・ボーンの過去が完全に明らかになる。

マット・デイモン扮するジェイソン・ボーンについては何も言うコト無し。
今回も身体を張ったアクションで、気づいたらもうラストか?と思えるくらいストーリーを引っ張ってくれる。

ボーンシリーズは、主人公が世界各国を飛び回るのでそれぞれの街並を見るのも楽しみの1つなのだけど、今回もそのスタンスは健在。

ロシア(モスクワ)⇒イギリス(ロンドン)⇒スペイン(マドリッド)⇒モロッコ(タンジール)⇒アメリカ(ニューヨーク)と飛び回り、ストーリー以外でも観ていて楽しませてくれる。特にモロッコの街並はすごい。家と家の距離が凄く近い。映画のアクションでもそうしていたように、簡単に隣の家に飛び移る事が出来るくらい。

モロッコはその歴史を見ても、アフリカ大陸では珍しくしっかりとした文明が根付いている。地中海に面してるというその地理的な要因が大きいのだろう。昔から交易も盛んだっただろうし。なので、街にも活気がある。その辺の雰囲気が映画からも感じ取れて、面白いと感じるのだと思う。

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久々にマル激からのネタ。
マル激のタイトルは「公認会計士は、なぜ特捜検察と戦うのか」。

2004年に、当時害虫駆除会社キャッツ社の公認会計士だった細野祐二氏が、粉飾決算に加担としたとして逮捕/起訴された。細野氏は「無罪」を主張するも、1審2審で「有罪」判決。現在は最高裁へ上告中。

詳細は、著作「公認会計士vs特捜検察」を読むと詳しいと思うが、自分はまだ読んでいない。このブログは、今回マル激で扱った内容のみ題材として書いているコトは始めに断っておく。

事件の概要は、キャッツ社が銀行から他社買収のため融資を受けた資金を、自社株の買い戻しに使い、その行為自体が「株価操作」、またそれに関わる会計上の処理が「粉飾決算」に当たるとして、特捜がキャッツ社幹部と公認会計士だった細野氏を逮捕/起訴した。

「株価操作」と「粉飾決算」は別裁判として扱われ、「株価操作」についてはキャッツ社社長は起訴内容を認め、既に判決済み。執行猶予付きの「有罪」となっている。細野氏は「株価操作」とは別の「粉飾決算」の容疑で裁判を行っていることになる。

番組での話を聞くと、明らかに細野氏に粉飾する意志は無かったコトがわかる。また、意図的ではないにせよ、会計上不備が発生した結果になってしまった、ということも無い。会計上は全く問題ない処理をしている。

では、何が問題なのか?

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山崎養世さんの著作。

山崎さんの著書は、以前「米中経済同盟を知らない日本人」という本を読み、ブログでも書いたことがある。

山崎さんの主張は、以前から一貫しており、「高速道路無料化」の一言に尽きる。
今回の本でもそれは変わらず、何故無料化なのかというその「理由」と、現在何故無料になっていないのかという「原因」、さらに無料化を行った場合どれだけ国民生活に希望と活力が生まれるか、その「結果」をとても簡易でわかりやすい文章でまとめられている。

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