現在転職活動中。
2月中頃に前の会社が最終出社日で、3月末に正式退職。目下、現在プータロー中(笑)
お金は数ヶ月は仕事しなくても大丈夫なほどはあるので、それほど心配することは無いんだけど、まぁ、さすがに何もしないままというわけにもいかない。
今回の転職は、大阪から東京へ引っ越して、東京で仕事探す決意をしたので、最終出社日が終わるまでは本格的に動けなかった。
で、2月末頃にようやく東京への引越しも終わり、そこから本格的に活動してるってわけだ。
最初の希望としては、3月末までに次の会社を決めて、4月頭から出社、という理想図を描いてた。けど、お家の中で色々とWebデザイン&プログラム関連の学習をする内に、ちょっと考え方が変わってきた。
その考え方の変化について簡単にまとめておこうと思う。
働き方
正直、一番考えが変わったなーと思うのがコレ。
最初は「正社員」という形にこだわって活動してた。
しかし、現在37歳の自分が今後どういう形で仕事がしたいか、改めてじっくり考えたときに、自分は「1日8時間拘束される仕事の仕方はしたくない」という、昔からずっと感じてはいた、当たり前の結論に達した。
今は面接とかが無ければ基本的にお家にずっと居るわけだけど、学びたいコトは山ほどあるので暇になるコトは全くない。で、1日お家に居たとしても、この時間からこの時間まではこれをやって、とスケジュールをしっかり立てておけば、会社に行く、という強制的な行動が無くても、スケジュール通りに動けて自分のペースが乱れない。つまり、自分は「自己管理が出来る」という、仕事してたらある意味当たり前のことを、この1ヶ月の生活で改めて実感できたわけだ。
何より自由に時間を使える、というのが大きなメリット。
何か新しい事を学ぶ時間を自由に取れる。その間は収入を得る作業は出来ない、というデメリットはあるけど。会社に所属していれば、その学習時間にもお金をもらえる(・・場合もある)。ただ、最近の会社はOJT(On The Job Training)などほぼやらないし、勤務時間に集中して何かを学ぶ時間など取れない。通勤時間も無駄以外の何モノでもない。であれば、自由に時間使えた方が、レベル&スキルアップという目的のためには良い。メリットとデメリット比較するとメリットの方が大きいと感じる。
そもそも、1日同じ場所に同じ時間だけ拘束される必要は本来は無い。
だからこそ、10数年前にインターネットが普及し始めた頃、「SOHO」という在宅での仕事の仕方が理想像として語られ始めたんだろうけど、結局日本の社会では定着しなかった。
これについては色々と理由はあると思う。
日本の狭い国土や商習慣であれば対面が重視される。これだけ東京一極集中ならばなおのこと。狭い上に交通網が発達してるから会いに行くのにそれほどストレスかからないし。
それに、新しい仕事のやり方に対しての理解も遅い。伴って会社組織の変化も遅い。
まぁ、実際に仕事してて、対面の方が仕事しやすい、ってのが一番大きな理由かもしれないけど。
誰かと話せる環境ってのは大事。SOHOという言葉は無くなったけど、最近良く聞く「ワークシェアオフィス」なども、結局は同じ問題の解決策なんだろう。
たしかにお家にこもって仕事が出来るとなると、他人と話す機会が無くなる。ただ、自分の場合、今回の引越しで、「ソーシャルアパートメント」というシェアハウスに近い場所に移り住んだことで、他人と話す機会は特に減ることもなく、そのデメリットは無い。我ながら良い決断だったなーと思ったりする。
職種
さて、お家で色々と学ぶ時間を取りながら仕事する、という理想像は自分の中で固まった。
あとは「それをどう実現するか?」という方法論。
この仕事の仕方をするには条件がある。
同時同場である必要がない職種、ということ。
自分はIT関係の仕事をずっとやってるが、この業界が好きなので今後も別業界に行くつもりは無い。この業界の仕事は同時同場じゃなくてもできる仕事が多いので、自分にとっては好都合。とは言え、自分が今まで経験した「プロデューサー」や「ディレクター」「マーケッター」などの職種は、お家では出来ない。打ち合わせも多いし、実際に作業してくれる人達と密にコミュニケーション取る必要がどうしてもあるからだ。
・・となると、後は実際に手を動かす仕事、つまり「プログラマー」や「デザイナー」ということになる。要するに「具体的なアウトプットを出す仕事」だ。
この仕事は決まった形式のアウトプットさえ出せば良いので、お家でも十分に仕事が出来る。詳細はスカイプやFacebookのメッセで連絡取って詰めれば良いし。あくまで「チームでの仕事の仕方を知ってる」という前提はあるけど。これは今までの仕事の経験で十分理解しているので問題ない。
1社目はプログラマー&システムエンジニアとして働いていたので、プログラム自体は問題ない。まぁ、長い間現場離れてたから、それまでに新しく生まれた技術などの学習はどうしても必要だけど。
デザイナーとしては仕事したことない。ただ、Webデザインであれば素養はある(・・と思ってる)。何より、今まで自分がディレクターとして仕事する上で感じてた、「指示するよりも、自分で作った方がどう考えても早いし、何より良いモノが作れる」という不満を解消できる。これが自分の中では大きい。
さて、ではいきなりこの仕事が出来るか?というと難しい。
経験が必要。それなりに長い期間の。充実してれば1年くらいでも十分な経験値を積めるとは思うけど。
新しい事を学びながら経験値を積む、という仕事を実現するには、やはり正社員で長時間拘束されるのはどう考えても選択肢として間違ってる。
ってことがわかってるからこそ、現在転職活動が今イチ進まないわけだ。
契約社員でも良いし、むしろアルバイトの方が時間が自由。で、アルバイトであれば遠くに通うメリットが全くない。近場の方が良い。と、そこまで仕事の幅を広げると、なかなか決まらないわけだ。。
お金
さて、仕事の仕方も職種もある程度固まってきたけど、最大の問題はこれだ。
みんな何で正社員で働いてるの?って聞かれたら、これが理由だろう。週3〜4日や1日5時間くらい働くだけで同じ給料もらえるんだったら、全員が同じ選択するはずだし。
ただ、これは何とか工夫するしかない。
幸いにも、自分にはそれほどお金がかかる趣味が無い。一番お金使うのが食費だけど、これは自炊どこまでやるかでどうにでも調整できる。
あとは、生活できる最低限の収入はどれくらいか?を、生活する中で見極めて、その+αくらいの収入を得られる仕事を選択する、ということを実践するのみ。
これは今後1年間くらい色々と試しながら実践してみようと思う。
最後に・・
色々考えていく中で、何で収入減ってまでそんな選択するんだ?って自問自答したときに、すごくわかりやすい結論が浮かんだ。
デザインやプログラム組んでるときは時間が気にならない、つまり「楽しい」ということ。
結局これが一番大事。
お金よりも、所属会社や会社がある土地のブランドよりも、綺麗なオフィスや設備よりも、関わってるサービスのブランドや規模よりも、何よりも自分がやってるコトが楽しくて、成長してる実感が得られる、というコトに勝るものは無い。
自分は昔からロールプレイングゲーム(RPG)が好きなんだが、RPGの何が好きかって、敵を倒すことでどんどんレベルUPして、新しい技や魔法を覚え、強い武器を手に入れ、新しい場所(フィールド)に行けるようになる、という行為自体がすごく好きなんだ。
今回色々考えることで、それがはっきりわかった。
それがスゴく嬉しい。
さて、あとは実践するのみ。1年〜2年くらいは苦しい時期が続くかもしれないけど、めげずに折れずに、自分の理想に近づいて行こうと思う。
とにかく時代の流れに翻弄されている、、自分の意思や気持ちだけでは乗り切れない
現実給料的に心まですさんでくる
若い子はその上の人を見て更にすさんでくる
全てがバカバカしかなるようだ
そんな姿を見せたくはないが現状は周りを気にする気持ちの余裕がないのが本音だ
未来より今、、
今を楽しく生きれていないのに、未来はあるのか、、
希望の光を見たい
ホントにそうですね。
まずは何より先立つもの。
給料に関しては、あえて「老害」と言わせてもらいますが、たいして働いてもいない上の世代から所得移転するしかない。
これは政治に期待するしか選択肢がないです。日本の経営者は絶対にそんな決断しないので。
未来や希望を見るには「余裕」が必要。
その余裕をどうやって作るか・・政治に興味がない現状ではありますが、絶望せず他人任せにもせず、一人ひとりが考えて行動していくしかないのだろうと思います。