マーケに携わってる身としては必須のツール。
「Google Analytics」。
これは、Google社が提供する無料のアクセス解析ツール。
ユニークなURL毎に記録を蓄積してるので、1日の記録上限数があり(20万レコード)、以降のURLは全て「その他(other)」として記録されてしまう…という欠点はあるのだけど、無料なのでそこまで望むのは贅沢というもの。普通の個人サイトであれば十分なレコード数だし、豊富な機能を無料で使うことができるのは大変ありがたい。
個人的には会社でサービスしてるサイトの解析してるので、この「その他」回し問題はかなり困るのだが、それでもこのツールが便利なことは変わらない。有料アクセス解析ツールは高機能なだけに結構なお値段がするし。。
ただ、このGoogle Analytics、ほんとに欲しいデータが得られないことも多く、一番不満だったのが「ある1日の時間毎のアクセス数」が取得できなかったこと。厳密に言えば、「ページアクセス数」と「セッション数」は時間毎も取得できるのだが、例えば「ある特定の検索キーワード」が「時間毎」にどれくらいアクセスされたか?というデータが取得できない。
この問題を解決してくれるのが、「Google Analytics API」。
公開されたのは今年の4月頃かな?
Google Analyticsの大部分のデータへのアクセス方法を、APIとして公開しているので、自前でツールを作成してデータ取得が可能となった。
まだ公開されて間もないことと、マニュアルが英語Onlyってことで、日本ではそれほど普及してない。けど、実際PG組んで使ってみたらば、大変使いやすい。マーケティングデータとしてはかなり密度の濃いデータが取れる。
で、その作った「とりあえず版ツール」、かなり穴も多いと思うが、公開しておく。
(使ってみてバグを発見したらフィードバックしてもらえると有難いです。)
URLは以下の通り。
https://yone3.net/tool/ga_api/
簡単なマニュアル代わりに、以下に解説する。
初期設定
データ取得するにはGoogleアカウントが当然必要。ここではメールアカウントとパスワードを設定。
プロファイルIDは、Google Analyticsに何サイトを登録してるかによるが、1サイトしか登録していないなら入力は不要。複数サイトを登録してるなら、どのサイトかを指定するために、プロファイルIDを入力する。
(プロファイルIDはGoogle Analyticsの設定画面左上に表示されてます)
基本設定
次に「開始レコード数」。
デフォルトは”1”だが、このAPIはデータが10000単位でしか取得できないので、10000レコードより大きいデータを取得する場合、例えば”10001″とかを入力することになる。
「最大レコード数」は注記にある通り。1回に取得できるのは最大10000レコードまで。10000より大きい数値を設定しても、無視されて10000レコードまでしか取得されない。
「dimension」と「metric」の組み合わせが一番わかりづらいのだが、ここはGoogle提供の説明ページを参照して欲しい(英語だけど)。
各10個までというのは、このツール上の制約。おそらくAPIとしては何個まででも大丈夫と思われる。
例えば、上記で知りたいデータとして例に挙げた「ある特定の検索キーワードが時間毎にどれくらいアクセスされたか?」というデータを取得するには、「dimension」に”ga:keyword”と”ga:hour”を、「metric」に”ga:uniquePageviews”を設定すれば良い。
組み合わせは無限なので、色々と試してみて欲しい。
(便利な組み合わせ方法は、提供してもらえれば、サイトに例として掲載させてもらいます)
オプション設定
「ソート順」は、設定した「dimension」と「metric」をカンマで区切って順に設定する。
なお、ソートの標準は「昇順」。「降順」で出力したければ、値の先頭に”-“(マイナス)を付ければ良い。
「フィルタ」は、例えばまたまた上記例題の「ある特定キーワード」の検索をしたい場合だが、”ga:keyword%3D%3D[キーワード]”という形で設定する。
注意点は2つ。
1つは、設定できるフィルタは1つだけ。複数は不可(API仕様)。
もう1つは、URLエンコードが必要ということ。日本語キーワードを設定する場合、URLエンコード(utf-8で)してから設定する必要がある。例えば、”検索”というキーワードを指定する場合、”ga:keyword%3D%3D%e6%a4%9c%e7%b4%a2″という値になる。
URLエンコードのツールはココとか、まぁ、ググればいくらでも出てくるので、自分で調べてもらいたい。
ここまで設定すれば、あとは「STEP1:XMLを出力する」を押せば、該当のXMLデータを取得してサーバに格納される。
その後で「STEP2:実行する」を押せば、TSVデータを取得できる。
さいごに
内部的にはAPIが返したXMLファイルをサーバに格納して、そのXMLファイルをXSLを使ってTSVデータへ変換している。ソースコードも近々このブログで公開する予定。
⇒コチラで公開しました。
Googleのメールアドレスとパスワードを入力するのでセキュリティ上問題あるとは思うが、”POST”でデータ送信してるのでログ上は残らない(ログ出力は行っていない。これは信用してもらうしかないけども。。)。メールアドレスはXMLファイルにIDとして記載されるが、パスワードはどこにも残らないという仕掛け。DB接続もしてないし。
不安はあると思うが、とりあえずってことで使ってもらえれば良いかな?
意欲ある人は、ソースコードを参考にしてもらい(かなり不完全なPGだけど(恥))、自分でAPIツール作ってみれば良いと思う。
その際はぜひ情報共有してもらいたいです。
【参考サイト】
□「Google Analytics」
□「Google Analytics API」
□Google Analytics APIツールのコード公開