2日前の夜21時、中田が自身のHP「nakata.net」で、現役引退を発表した。
引退の仕方も中田らしいと言えば凄ーく中田らしい。
仕事の引き際は自分で選べばいいので、辞めること自体にどうこういうつもりも無いし、中田の大ファンだったわけでもないので自分にその資格も無い。
しかし、彼のセリエA時代からのプレーをちょこちょこ見てきたが、日本人でも海外でここまで出来るんだなーと、日本人プレイヤーが海外で活躍するための道を、文字通り一人で切り開いたのは、間違いなく中田の功績だ(もちろんその前のカズも凄いけど)。
ペルージャのデビュー戦で、ユベントス相手にいきなり2得点決めた試合は印象深いし、移籍したASローマでユベントスとスクデット(優勝)争いをしてたときに、対ユベントスとの直接対決、1得点1アシストで勝ちに等しい同点という結果を出し、このおかげでローマはこの年(2001年)優勝出来たと言ってもいいんじゃないかな?
我々の世代は、日本サッカーで成功のプレイヤーは?と問われれば「カズ」と答える人が多いと思うけど、カズの後に続いたのは、間違いなく中田だった。
まさか、そのカズより先に現役引退するとは思わなかったけど、彼の後に続く日本サッカー界を引っ張っていくリーダーは成長するのだろうか。。
今も続くW杯で、世界との差をまざまざと見せつけられたが、次々と次世代を担うプレイヤーがオシム監督の元に集い、今回のポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドやアルゼンチンのメッシのように、2010年の南アフリカW杯で活躍してくれることを祈る。
今のところ「中田英寿の引退」にコメントは無し