マンガでわかる色のおもしろ心理学2

著者は原田玲仁さん。

前回の「マンガでわかる色のおもしろ心理学」のさらに続編。

前作の基本編からさらに範囲を広げて、今回は応用編と呼べる内容。
構成は全く同じ。200Pほどで半分マンガ。
やはり読みやすい。そして見やすい。カラフルな色が効果的だし、マンガも何となく徐々にこなれてきて、内容が面白くなって気がする(笑)

さて、目次は以下の通り

序章 色の影響力とそのチカラ
第1章 色彩力
第2章 世界で異なる色彩感覚
第3章 色彩心理で簡単ダイエット
第4章 配色の基本とイメージ
第5章 色彩調整 〜いろんなシーンで使える色彩心理〜
第6章 色の雑学

今回の本は、各国の色彩感覚の違いやその背景、ダイエットへの利用(これは自分には必要無いけど(笑))、配色、オフィスなどで使える色彩調整などなど。

個人的に一番役に立つのが、「配色」。
配色とは名前の通り、色の並べ方。
「色彩配色(同一/隣接/補色)」「明度配色」「彩度配色」など、並べ方を変えることで様々な効果が生み出せるのは、ほんとに面白いし、見てるだけで楽しい。

前作で扱ってた「トーン」も配色の一部かな?
こちらのサイトを見ると、トーンについて目で確認できる。
http://www.web-painter.jp/color/index.html

また、伝統的な配色などを紹介されてて、十二単に使われていた配色を見ると、日本人の色彩感覚の豊かさも知る事ができる。これは日本人である自分としては自信になるね。日本は四季も豊かだし、花鳥風月を重んじる国民性があるので、普通に生活してれば色に関しては敏感になるよね、やっぱり。

「配色」の章で、各代表的な色「白/黒/」の、それぞれの色に合う色と、その印象が解説されてるのが非常にタメになる。

やはり「色」は面白いなー。
前作と同じ結論だけど(笑)

この知識を今後活用してもっと広げて行こうと思う。
まずは、色を見たとき、色の3要素(色相/明度/彩度)を少しでも意識することから始めよう。

今のところ「マンガでわかる色のおもしろ心理学2」にコメントは無し

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