ご存知、勝間和代さんの著作。
前々から気になっていた「利益」について、「利益」そのものに焦点を絞って書いてくれた、待ちに待った本。
発売日に速攻で買いに行った。
内容は文句無し。
ご自身のコンサル時代の経験も踏まえ、本のタイトルにもなっている通り、分かりやすい独自「利益の方程式」を掲げており、「利益」を理解するためのエッセンスを盛り込んだ「なるほど、こういうことか!!」と唸るような内容。
目次は以下の通り。
第1章 なぜ、利益の概念が必要なのか
第2章 利益はどう計算するのか—慣れればカロリー計算のようなもの
第3章 利益を上げる方程式の解き方
第4章 原則1 どうやって顧客単価を上げるのか
第5章 原則2 どうやって顧客獲得コストを下げるのか
第6章 原則3 どうやって顧客原価を下げるのか
第7章 原則4 どうやって顧客数を伸ばすのか
第8章 明日からできる行動習慣—利益の増やし方をどうやって身につけていくか
勝間さんの本は数冊読ませてもらっているが、今まで一番わかりやすかった。
第2章で説明している方程式、
「利益=(顧客単価ー顧客獲得コストー顧客原価)*顧客数」
は、どこでどんな仕事をしていても通用する、不滅の方程式だと思う。
また、個人的な課題として、マーケティングについて勉強しているところなので、「第5章 どうやって顧客獲得コストを下げるのか」はすごく嬉しい内容。
「顧客獲得=マーケティング」なので。
マーケティングの理論本は読んだが、実践はとりあえず積むしか無いと思い、現在転職活動中。
この本では、それぞれの章で「実証プロセス」も書いてくれているので、希望かなって次の会社で実践する前に、読んでおいてほんと良かったと、ほんとに思う。
最後の章の「明日からできる行動習慣」は、ちょっと項目は多すぎるとは思うが(笑)、この中の1つでも実践できるよう、意識するようにしたい。
(出来れば、10個の中で優先順位をつけてほしかったが。。)
企業で働いている人全てが読んでほしい本。
「利益」をみんなが意識するために。
そして、より良い働き方(ワークライフバランス)を実現するために。