門倉貴史
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門倉貴史

門倉貴史さんの著書。

サブプライム問題で下降しているアメリカ経済や、そのあおりを受けて(何故か)一緒に落ちて行く日本経済。ユーロはドルと比較して相対的に価値が高くなったが、何か明るい材料があるか?と言われると、ヨーロッパ経済に元気があるというわけじゃない。

オイルをベースにした好況は既にタイムリミットは見えているが、しかしまだ時間的猶予はある。サブプライム問題の解決策としてアラブマネーが期待されたが、落ち目の先進国に代わり、著しい成長を遂げているのがこの本で扱っているイスラム圏国家。

イスラムの金融を学ぶことは、今後主導権が様々変わっていくであろう世界経済を考えると、知っておくべきだなーと本屋さんで興味を持ち、購入した本。

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