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会社の財務状態を調査するため決算書(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の読み取り方を知りたかったとき、本屋さんで何気なく紹介されてたので買った本。

著者は公認会計士の資格をもっている勝間和代さん。 経済評論家でもあり、最近注目されてる方のようです。

決算書は各書類を単独で読むものではなく、3つの種類を比較しながら読む必要があること、またアナリスト目線/会計士目線で他社の決算書と比較することで、会社の真の業績がわかり、株式投資するに値する会社かどうかという投資家としての判断が下せることがわかりやすく書いてあります。

会社には決算書を改ざんするインセンティブは十分にあるので、会社側の立場も考えつつ、どんな意図があって数字をいじっているのか?ということを読み取る必要がある。

会計の現場でそれを目の当りにしてきた著者が、読者(投資家予備軍)に一番言いたかったことはそこなのかな?と感じました。

今のところ株をやるつもりは無いですが、マーケティングで他社の状態を調査する必要があるときなどに有益なモデルケースとして使える事例にちらほら。。存分に活用させてもらおうかと思います。