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佐々木俊尚さんの著書。

佐々木さんの本は、つい最近「仕事するのにオフィスはいらない」を読んで書評書いたばかり。この本はあんまり自分には得ることがなかったけど、著者と考え方が近いというのはよくわかった。

実は、本書の方をもっと早く読みたかったんだけど、Amazonでも品切れでなかなか手に入らなかった。本屋でも見つけられなかったし。なので、やっと読めたって感じ。

本書は大変わかりやすい構成。
目次を見れば一目瞭然。

第1章 マスの時代は終わった
(「マス」の消滅「大衆」から「少衆・分衆」へ ほか)
第2章 新聞の敗戦
(ミドルメディアで情報大爆発広告業界はテクノロジー化する ほか)
第3章 さあ、次はテレビの番だ
(開局以来の赤字転落完全地デジ化と情報通信法 ほか)
第4章 プラットフォーム戦争が幕を開ける
(グーグルは敵だったかネットユーザーを唖然とさせた毎日新聞 ほか)

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またまた「カンブリア宮殿」からのネタ。

HDDプレイヤーに撮り貯めた数ヶ月前の番組をやっと視聴。
今年2008年の始めに放映された回かな?

いつもは企業の社長など財界の人たちがゲストだが、この回はプロ野球楽天イーグルスの監督「野村克也」さんが登場。「野村再生工場」とも呼ばれる、その人材活用の方法を中心に番組が展開された。

1時間の番組なので、それほど厚みのある話は聞けなかったが、印象に残ったコトとして、野村さんはドラフトではなく入団テストを受けて当時の南海に入団し、1ヶ月で戦力外通知をされたこと。「辞めさせたら南海電鉄へ飛び込んで自殺してやる」と首脳陣にかけあい(首脳陣を脅し)、何とかその年は首をつないで、当時根性論が支配していた野球界でおそらく初めて相手チームや選手のデータを分析して事前に対策(準備)を立てることを始め、その後三冠王などの輝かしい名誉に得る結果となったということ。

だからこそ、他球団から戦力外通知をされた選手でも拾ってきて、自分のチームで復活させることが出来るんだと思う。常にスターとして人生を歩んできた人であれば、戦力外通知された選手をわざわざ雇って潜在能力を引き出そうとは考えない気がする。

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今までとちょっと変わった切り口からのブログネタ。

HDDプレイヤーに取り貯めた「カンブリア宮殿」というTV東京の番組を観てて、その中で激安家具屋の「ニトリ」が取り扱われていた。

「ニトリ」について、名前だけは知ってたけど、正直お店にも行った事無いし、今までその名前を意識したコトも無い。番組で紹介していたが、とにかく家具が安い。その安さを実現している仕組みから、「ニトリ」という会社の性格が非常によく理解できる。

今でこそ、グローバル企業は海外に生産工場を移すのは当たり前になっているが、当時家具メーカーから問屋を通して手数料を上乗せした金額で販売するのが当たり前だったところ、顧客の立場に立って少しでも安い売価で売るために、問屋をスルーして販売をしようと試みた。メーカーからは総スカンをくらい、商品を卸してもらえない結果に。。それならばと、自分たちで家具を作ってしまおうと決断。海外に工場を建設。木材なども、通常であれば商社を通すところ、自分たちで直接仕入れることで、価格を2〜3割は安くした。結果、今のような激安価格で販売できる仕組みを作ったようだ。

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