民主主義
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令和元年のGWは、ひたすら小室直樹さんの本を読みまくっている。

特に令和とは関係ないのだが、前から読もうと思って積読してたところ、天気も悪く外に出る気もしなかったので、ちょうど良い機会だった。GW中の5月3日は憲法記念日だし、憲法学ぶのにちょうど良いかも。

資本主義や経済学、数学などの原論も本当にタメになったが、この憲法言論も実に面白い。

今まで「憲法」を真正面から扱った本はちゃんと読んだことがなかった。
しかし、現在の民主主義や資本主義(経済)を理解する上で、この憲法を避けて通るわけにはいかない。そのことが、本を読んでスッと腑に落ちた。

小室先生の凄さは、数学・経済学・法学・社会学・宗教学などの幅広い知見を元に、一般の人にでもわかりやすく説明できるその解説力にあると思う。
専門知に埋没してる専門バカにはできない芸当。さすがとしか言いようがない。

頭の中を整理する上でも、この本で学んだことをブログにまとめておこうと思う。 ⇒ 続きを読む

社会学者の宮台真司氏と、9月の政権交代の上に発足した鳩山新内閣で外務副大臣の役職に付く、民主党参議院議員の福山哲郎氏との共著本。対談本でもある。

9月に内閣が組閣されて、現在は12月なので既に3ヶ月が経った。
ここで、政権交代の意味と、与党となった民主党が政権を取り官僚と仕事をし始めた所見含めて、今後の政治、日本の方向性を二人が論じている。

福山さんが外務副大臣という役職にあるせいもあり、外交ネタが多い。
また、この12月前に発売を急いだのも、現在開催されているCOP15(京都議定書に続く地球温暖化対策の枠組みを協議する気候変動枠組み条約第15回締約国会議)に間に合わせるためでもあったらしい。

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