マイケル・ジャクソンという人種

昨日マイケル・ジャクソンが亡くなった。

朝からテレビで話題一色だったから、みんな知ってるとは思うけど、
ほんとにショックを受けた。

1つの時代が終わった。

私はマイケルの曲をそれほど聴いていたわけじゃない。
それでも、学生時代受験勉強の合間にMTVをよく観てたので、マイケルの曲も都度聴いて、そのパフォーマンスの高さにマイケルの曲を好きになった。

一番好きな曲はこれ。

曲も好きだが映像が好き。皆でダンスしてるところとか。
何か妙に好きなのだ。
Rippingして自分のiPhoneにも入れて、たまに聴いたりもしてる。

ちなみにこの曲は別VersionのPVもあって、こっちの方が曲の雰囲気をよく表している。

まさに “They Don’t Care About Us”。

マイケルは生涯黒人と白人の間のコンプレックスに悩んだ人だったんじゃないだろうか・・?
だからこそあそこまで肌を白くする改造を行ったんだろう。

晩年の体調不良もこの改造がそれが影響していたんじゃないだろうか?とも思う。
マリリン・モンローも整形して鼻の形を変えたことにより、息を吸いづらくなり、体調を崩し夭折したという話を聞いたことがある。
肌の色を変えるのにどんな整形技術やどんな薬を使ったのかは想像つかないが、元々自然な状態を無理やり変えるわけだから、体に悪影響が出ないと考える方が無理がある。

肌の色を変えたことで、彼の中では何が変わったんだろうか?

享年50歳。
現代よりも、もっと黒人であることで差別を受けた時代を生きていたマイケルは、どんな深いコンプレックスを抱いていたのかはわからないが、肌の色を変えたところで過去が変わるわけじゃない。多分何も変わらなかったんじゃないだろうか。。

この曲は、そんなマイケルの葛藤というか本質が出てる曲のように思える。だからこそ好きなんだな。。
(昔の”スリラー”や”ビリー・ジーン”、”black or white”とかも好きだけどね)

しかし、肌の色なんて関係無い。
そして、マイケルは黒人でも白人でもない。

「マイケル・ジャクソン」という人種だったんだと思う。

ご冥福をお祈りします。

今のところ「マイケル・ジャクソンという人種」にコメントは無し

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