ボーンシリーズの最終章。
ジェイソン・ボーンの過去が完全に明らかになる。
マット・デイモン扮するジェイソン・ボーンについては何も言うコト無し。
今回も身体を張ったアクションで、気づいたらもうラストか?と思えるくらいストーリーを引っ張ってくれる。
ボーンシリーズは、主人公が世界各国を飛び回るのでそれぞれの街並を見るのも楽しみの1つなのだけど、今回もそのスタンスは健在。
ロシア(モスクワ)⇒イギリス(ロンドン)⇒スペイン(マドリッド)⇒モロッコ(タンジール)⇒アメリカ(ニューヨーク)と飛び回り、ストーリー以外でも観ていて楽しませてくれる。特にモロッコの街並はすごい。家と家の距離が凄く近い。映画のアクションでもそうしていたように、簡単に隣の家に飛び移る事が出来るくらい。
モロッコはその歴史を見ても、アフリカ大陸では珍しくしっかりとした文明が根付いている。地中海に面してるというその地理的な要因が大きいのだろう。昔から交易も盛んだっただろうし。なので、街にも活気がある。その辺の雰囲気が映画からも感じ取れて、面白いと感じるのだと思う。