クリス・アンダーソン氏の著書。
氏は雑誌「ワイアード」の編集長。昔日本版の「ワイアード」を読んでいた自分としては、大変親近感が湧く人物。既に10年以上前なんだけど、こういう素晴らしい雑誌が廃刊になってしまう辺り、現在のすっかり廃れた雑誌業界の走りでもあったんだなーと、今になって思うところ。。(昔日本版「ワイアード」の編集長で、その後「サイゾー」を立ち上げた小林弘人氏が、この本を監修してるのが面白い(笑))
さて、この本は、「FREE」について書いた本。
「FREE」は”Freedom”のことではなく、”Free of charge”のこと。つまり「無料」についてのお話。インターネットで当たり前の「無料」サービスを、如何に収益化(マネタイズ)するか、その処方箋を与えてくれる。今の時代に完璧に適合した素晴らしい本だった。
まず、本書の最初でFREEのビジネスモデルを紹介している。
No Comments