マンガでわかる心理学

著者は原田玲仁さん。

こういうマンガの付いた本はあまり好きではないのだが、心理学は興味があって色々と本を読みたいと思っており、しかしジャンルが細かく分かれててすごく解りづらいので、こういう分かりやすい本を入り口にして、まずは心理学への抵抗感を無くしてみようかなーと思い、手に取った本。

氏は色彩心理学を専門にしておられるらしく、そのせいなのか、デザインや色使いなどがすごく自分の好みに合ったというのも購入した理由の1つ。

さて、目次は以下の通り。

はじめに
序章 心理学とは?
第1章 自分の知らない本当の自分(深層心理学と性格心理学編)
第2章 人はなぜエレベーターの上を見る?(社会心理学編)
第3章 なぜバーは薄暗いのか?(恋愛心理学編)
第4章 近くと記憶の不思議(認知心理学編)
第5章 いろいろな心理学(産業、発達、犯罪、色彩心理学など)
第6章 もっと使える心理学(心理学応用編)
あとがき

本は200Pほどで、半分がマンガなので、内容は相当薄い。
しかし、そこを割り切って読めば、構成も自分⇒他人(恋愛)⇒知覚⇒種類⇒応用と、すごく分かりやすくて、入門の本としては良いと思う。

個人的に、もっと深堀りしていきたいなーと思ったのが、「社会心理学」「産業心理学」「色彩心理学」の3つ。

大学のとき社会学部で、社会の色んなシステムに興味がある自分としては「社会心理学」は当然として、産業社会を取り巻く心理を扱った「産業心理学」は、マーケティングに足を入れ始めた自分としてはすごく興味深い。「色彩心理学」は広告やCM、Webデザインなどにも応用できるので学んでみたいな。。

こういう心理学の中での種類分けが出来ただけでも、この本を読んだ価値はあったと思う。

まずは、この本の姉妹本(同シリーズ)である「色彩心理学」の本から読み進めて行こうかな。。

今のところ「マンガでわかる心理学」にコメントは無し

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