「THX-1139」

ある人の本で紹介されていた映画。
ちょっと興味が湧いたので、勢い借りて観てみました。

なんと、監督はジョージ・ルーカス。しかも長編デビュー作。
製作者はフランシス・フォード・コッポラ。うーーん。凄いメンバー。。

製作したのは1970年。
観たのは特別版なので、おそらく当時のフィルムをかなり綺麗に再編集(リマスタリング)したものなのだろう。画面だけ観ると、30年以上前の映画とは思えない。

映画のジャンルはSF。
そして、扱っているテーマは「自由」かな。。

簡単に言ってしまうと、管理された社会から、恋愛関係を持った男女二人が逃亡するお話。
食事から性欲まで完全に管理された社会が「幸せ」なのか?という問いがそもそもあるが、おそらく冷戦体制時代の70年という時代背景から、管理社会=共産主義国家をイメージしているのではないかと思わせる。

ストーリーは割と堅いので、正直面白みは無い。
考えるネタとしてのテーマも、割とありきたりだし。。

しかし、やはり映像表現が凄い。
デコレーションの無い部屋、真っ白な空間、その圧倒的な空間の映像。
この辺はさすがジョージ・ルーカス。

ただ、個人的には、正直楽しめたのはそれくらい。
ジョージ・ルーカスのファンであれば、それなりに楽しめるとこはあるとは思う。

今のところ「「THX-1139」」にコメントは無し

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