フランス映画。
そして、ラブストーリー。
ラブストーリーを観るのは随分久しぶりです。
全編フランス語ですが、監督は日本人の諏訪敦彦さん。この人の作品は初めてですが、ヨーロッパではかなり人気のある監督みたい。日本ではあまり知られてないですよね。
15年を迎えた夫婦が離婚を決意し、友人の結婚式で来たパリでの数日間の互いの心の揺れを描いた作品。
ワンカットがとにかく長くて、カメラ位置も変えない。同じカット割りで俳優さんの動きも無く、セリフだけがモノローグのように語られる。。フランス映画特有の雰囲気。全体的に暗めの明かり。結構好きです。
別れを決意した男女がどんな決断をするのか、また、もし元通りになるとしたら、どのような心の変化で元に戻るのか…そこが妙に気になって、DVDを借りて観ました。
結局最後まで、そもそも何故二人が別れようと決意したのかがよくわからなかったです。。長い結婚生活で気持ちがすれ違い、一度出来てしまった溝が気づいたら修復出来ないくらい広がってしまい、どちらとも無く別れを考えるようになった、そんなパターンだったのかな??
…なんて、推測するしかないわけですが、それを明かさないのもフランス映画っぽい(笑)
漠然とした印象ですが、理由はよくわからないけど何となくすれ違いが生じてて別れを意識してる男女は、観てみると参考になるコトが少しはあるかと思います。
ただし、ある程度の大人限定ですが。。。
今のところ「「不完全なふたり」」にコメントは無し