パスファインダー

ちょっと前に参加した、本のレビューを紹介する「reviewplus」というサービス。ここからの最初の献本。

今までブログ書いてて、献本された本の書評書くのは初めて。なんかこういうサービスに自分が参加してるって今の状況が、妙に面白い。

さて、実際に読んでみて、結論だけ先に書くと、この本は自分には全く役に立たなかった。

それもそのはず、読者ターゲットがかなり若い。高校生〜大学生、あるいは社会人1年〜2年目くらいだ。

書いてあるコトはかなりありきたりで、「論理的思考を鍛えろ」とか「人に頼るな」「自分の頭で考えろ」など、どこかで聞いたことがあるような言葉ばかり。私は大前研一氏の本は一度も読んだことが無かったので、最初の本がこれってのは正直残念。

もっとも、この本は氏が自分で書いたわけではなく、今まで氏が様々な場所で書いたり語ったりしてきた言葉を、(おそらく、氏が学長を務める学校の)学生達が選び編集したメッセージ集。まさに学生が選んだ言葉って感じが随所にあって、正直途中で読むの止めようと何度も本を置きかけた。

なので、この本だけで氏の別の本を今後読むかどうかを判断する材料にはならないのだけど。。とは言え、どうしても二の足踏むような影響は受けただろうな。。

しかも、DVDが一緒に付いてるとはいえ(本を読んでこっちは見る気になれなかったので見てはいないが)、この内容で1500円はどう考えても高すぎる。ページ数も100ページちょっとだし、新書の情報量と比べても圧倒的に少ない。

購入するのには全くオススメしない。ターゲットとされる金銭的余裕の無い若い世代なら特に。立ち読みする価値くらいならばあるかもしれないが。。

初献本された本の書評としてはかなり辛辣ではあるが、内容が面白くないのだからしょうがない。まぁ、実費だったら絶対購入しないし本屋で立ち読みもしない本を読む機会をもらっただけでも、良い経験になったかな?と前向きに捉えることにする(笑)

今のところ「パスファインダー」にコメントは無し

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