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佐々木俊尚さんの著書。

佐々木さんの本は、つい最近「仕事するのにオフィスはいらない」を読んで書評書いたばかり。この本はあんまり自分には得ることがなかったけど、著者と考え方が近いというのはよくわかった。

実は、本書の方をもっと早く読みたかったんだけど、Amazonでも品切れでなかなか手に入らなかった。本屋でも見つけられなかったし。なので、やっと読めたって感じ。

本書は大変わかりやすい構成。
目次を見れば一目瞭然。

第1章 マスの時代は終わった
(「マス」の消滅「大衆」から「少衆・分衆」へ ほか)
第2章 新聞の敗戦
(ミドルメディアで情報大爆発広告業界はテクノロジー化する ほか)
第3章 さあ、次はテレビの番だ
(開局以来の赤字転落完全地デジ化と情報通信法 ほか)
第4章 プラットフォーム戦争が幕を開ける
(グーグルは敵だったかネットユーザーを唖然とさせた毎日新聞 ほか)

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本の整理をしてたら、昔買ったけど読んでない本が何冊か出てきた。

その中の1冊。

著者は河内考さん。
毎日新聞社の元取締役。

実質破綻している「販売事業」の損失を、「広告事業」に頼って今までごまかしてきたが、ネットの台頭で「広告」がネット(携帯)に流れ、にっちもさっちも行かなくなった各新聞社。

破綻の原因となる「ビジネスモデル」についてはよく理解できた。

著者が新聞を、そして毎日新聞を愛しているのは、書いてある文章から感じられるのだが、いかんせん新聞各社に自らの「ビジネスモデル」を変革できるほどの自己改革能力は無い。
(はっきり行って「世代交代」くらいしか有効な手は無いと思う)

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