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岡嶋裕史さんの著作。

前回読んでブログにまとめた「うちのシステムはなぜ使えない?」と一緒に買った本。

副題は「セキュリティを本質から理解する」。

その「本質」とはいったい何ぞや?とすごく気になり購入。
さっそく読んでみた。

目次は以下の通り。

第1章 暗証番号はなぜ4桁なのか?
第2章 パスワードはなぜ有効期限があるのか?
第3章 コンピュータはなぜ計算を間違えるのか?
第4章 暗証番号はなぜ嫌われるのか?
第5章 国民背番号制は神か悪魔か救世主か
第6章 暗証番号にはなぜ法律がないのか?
第7章 インシデントはなぜ起こり続けるのか?

やっぱりこの人の本は読みやすいなー。

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岡嶋裕史さんの著作。

この人の本は初めて読んだが、すごく読みやすい。
文章もわかりやすいし、技術的なバックボーンもしっかりしているので、安心して読める。

さて、本の内容は、世の中に使えないシステムが量産されてしまう悲劇を、システム側ではSEという立場に焦点を当てて、システム開発を発注するユーザの視点に立って、開発が完了するまでの注意点をわかりやすくまとめてある。

目次は以下の通り。

第1部 SEという人々
第2部 SEと仕事をするということ
第3部 ユーザとSEの胸の内

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フレデリック・P・ブルックスさんの著作。

発行は何と1975年。
つまり同い年!!

氏は、IBMの古いオペレーティング・システム(OS)「OS/360」の開発に携わっていた方で、その経験を通して得た「ソフトウェア開発」に関する問題点や今後の展望などが示されている。

何せ古い本なので出てくる単語が古めかしいが、大枠は「組織論」つまり「人間論」でもあるので、今でもそのメッセージは十分通用する。

氏がこの本で書いた、ブルックスの法則「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加はさらに遅らせるだけだ」は、今も全く変わっていない、普遍的な真理のように思える。

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