「落下の王国」

宝塚の2つ先の売布神社駅近くの映画館「ピピアめふ」で開催された「2008年映画傑作選」で上映されていた映画。

値段も安いし、西宮からすぐに行けるので、ちょっとした遠足がてら映画館へ。
ここの映画館前に一度来たのだけど、結構好きな場所なんだよねー。売布神社駅って何も無い駅なんだけど(笑)映画館から外へ出れる。屋上にあるベランダ。天気が良いとほんと気持ちいい場所。ちょっとお気に入りの場所なのだ。

さて、この映画の監督はターセム・シン。

監督名聞いても思い出せなかったが、あとで調べてわかった。この監督「ザ・セル」作った監督だ。
昔観た映画だが、この映画まーったくストーリー覚えてない。しかもエンディングまで全て。こういうのって自分としては珍しい。一度観た映画はそれなりにストーリー覚えてるもんなんだけど。。

けど、白い部屋に馬が居るシーンだけは強烈に覚えている。
妙に印象に残っているシーン。

で、この「落下の王国」だが、はっきり言ってストーリーはあんまり面白くない。確実に数ヶ月後には記憶から無くなっている自信がある。しかし、アレキサンダー大王のシーンや、結婚式のシーンなど、CGを使わずに世界遺産を使って表現した幻想的なシーンは、おそらく数年は記憶に残るだろう。

また、登場人物の服装も、かなり印象的。赤や緑や黄色や、かなりカラフルな色使い。なんか観終わった後、映画観たというより、絵画観た後のような感じだった。変な感じ。。

「ザ・セル」もそうだが、この監督の作品は、ストーリーを見せるというより、イメージ(映像美)を見せるもの、ってことなんだろうなぁ。

1800円払って絵画観るのもどうかと思うけど、今回みたく1200円ほどで観れるなら、美術館の入場料と思えば納得。それなりに面白いので、世界の色んな遺産や幻想的な風景を観たい人にはオススメ。まぁ、DVDも既に発売されてるので、DVDでも良いし。ただし、ストーリーはほんとに期待しないでね(笑)

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