「パトレイバー」

なんで今さら「パトレイバー』?
って思うだろうね、普通。

自分でもそう思うんだけど、久々に観たいなーと思ったので、ネット上からムービーデータ落として、MOIVE版/TV版/OVA版と一気に観てみました。

(とりあえず今後は見た作品の感想を片っ端からこのブログに書いて行こうと思います。文章短くても良いので。。)

これ高校生の頃ほんとに良く観てた作品で、ストーリーが良く出来てるなぁーって、当時思って観てたけど、今観ても改めて痛感する。やっぱり面白い。脚本がしっかりした作品ってのは、映画もそうだけどいつの時代でも通用するってことだね。改めて実感した。

監督は押井守さん。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」や「イノセント」、最近では昨年夏に公開された「スカイ・クロラ」の監督さん。昔から大好き…というか、この「パトレイバー」観て好きになった人。

機動警察パトレイバー the Movie」という劇場版の映画を観たときの衝撃は今でも忘れられない。。音楽、脚本、クオリティ、全て申し分無く、自分の「サスペンス好き」な性格の原点になっているかもしれない。それくらい衝撃を受けた。

今TV版とかOVA版とか改めて観ると違った観点で見れる。
脚本書いてる人とかチェックすると、結構色んな人が書いてる事がわかる。
(wikipediaに詳細載ってるので興味ある人はこちらへ)
監督である押井さんも何本か書いてる。この人が脚本書いた話は好きな話ばかり。何と言うか、視点が面白いのだ。妙にリアリティがあるというか…それでいてギャグもしっかりと笑える。

脚本を書く人によって、話のテイストが違ってて、その辺比較すると楽しめる。
要するに脚本家は料理人。パトレイバーという舞台背景や登場人物という素材を使って、各々がどういう料理を作るか、それは料理人の腕次第。昔は意識しなかったが、この年になるとそういったウラの背景というかフレームワークを自然と意識するようになる。

あの頃と比べると、俺も大人になったなぁー(笑)

ゆうきまさみさん原作の漫画が元ネタで、漫画のパトレイバーも全巻持っているのだけど、はっきり言ってアニメの方が数倍面白い。押井さんはある決まった設定から膨らまして自分の伝えたい話を作るのがほんと上手い。「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」もそう。別に「うる星やつら」って設定じゃなくてもいいんだよね、この脚本を伝えたいのであれば(笑)しかしそれをやっちゃう。そして素晴らしいエンターテイメントに仕上げる。

凄い人です、ほんとに。

アニメ版のパトレイバーは大人向けな作品だよなぁー、改めて見ると。
またいつか思い出したように観るだろうな。
そういう作品が知ってるってのは幸せなことだね。しみじみと。
映画やアニメ好きなのは、そういう作品に出会うことを期待してるんだな。。

それも改めて実感した。

今のところ「「パトレイバー」」にコメントは無し

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