8月
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2008年8月

佐々木俊尚さんの著書。

著者は、元毎日新聞の記者。その後、月刊アスキーのデスクを経て、現在はフリーのジャーナリスト。主にIT関係の取材をされているらしい。

この本は現在のウェブ社会の状況を捉えた上で、氏の今までの経験から、今後ウェブ世界が進むであろう、1つの形を予測した本になる。

目次は以下の通り。

プロローグ
第1章 情報共有圏という考え方の誕生
第2章 暗黙ウェブの出現
第3章 「信頼」と「不安」を生むシステム
第4章 ウェブ3.0は「信頼」と「友情」を両立させる
第5章 「情報の非対称性」が大問題だ
第6章 インフォコモンズ後の世界の姿
おわりに

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押井守監督の最新作。

DVDは当然まだ発売されてないので、左の画像は他サイトからちょっと拝借したもの。

最初に言っておくが、ネタばれ内容が書いてあるので、観てない人は読まないように。。

さて、今回の最新作「スカイ・クロラ」だが。。
すっごく良かった!!!

メッセージが何より解りやすい。
間違いなく、これは10代後半〜20代前半の若者に向けて、押井監督が今の時代にどう生きれば良いのか、そのメッセージを語った作品だ。

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最近iGoogleに「Google急上昇ワード」というガジェットを追加した。

このガジェットは、最新(1時間くらい?)/1日前/過去1週間/過去1ヶ月の、Googleで検索され、その検索ランクが急上昇した検索ワードが表示される。

で、ちょこちょこ時間の合間に見て、どんなキーワードに人が興味を持ってるのかを考えているのだが、さっきパッと見たら、「鋼の錬金術師」が10位くらいに載ってた。

「鋼の錬金術師」?
何でこの単語が??

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マルコム・グラッドウェルさんの著書。

氏は学者とかではなく、ジャーナリスト。
ジャーナリストらしい情報収集力で、モノが急に売れたり、何かが急に始まったり終わったり、広まったり沈静化したり…何故そんなコトが起こるのか?を、すごく解りやすい例を交えながら解説した本。

内容に触れる前に言っておきたい。

はっきり言って名著!!
もう目から鱗がボロボロと落ちまくり。。
この本が800円くらいで買えてしまうというのが信じられない。最近のしょーもないハードカバー本が1000円以上するのがバカらしくなるし、たまらなく頭に来る。

これぐらい内容の濃い本を書いた上で1000円の値段を付けてみろ!!と言いたい。

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荘司雅彦さんの著書。

著者は昔弁護士をされていて、現在は大学の教授をされているとのこと。

弁護士の経験から、法廷での嘘を見破る質問の仕方などの方法論を、一冊の本としてまとめたのが本書。

左の画像には載ってないが、販売されてる本の帯を見ると、「必ず相手を落とす弁護士の危険なテクニック!」というコピーが載っている。
…が、ちょっとこの帯、どうかと思う。。著者は本書で必ず落とせるとは言ってない。

キャッチーなコピーを載せたいのは商売上の理由と一定の理解は出来るが、こういうことする出版社ってはっきり言って信用できない。今後購入しようと言う気がなくなる。

本書の内容に触れる前に、とりあえずそれだけは書いておきたい。

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