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久々にマル激からのネタ。
マル激のタイトルは「公認会計士は、なぜ特捜検察と戦うのか」。

2004年に、当時害虫駆除会社キャッツ社の公認会計士だった細野祐二氏が、粉飾決算に加担としたとして逮捕/起訴された。細野氏は「無罪」を主張するも、1審2審で「有罪」判決。現在は最高裁へ上告中。

詳細は、著作「公認会計士vs特捜検察」を読むと詳しいと思うが、自分はまだ読んでいない。このブログは、今回マル激で扱った内容のみ題材として書いているコトは始めに断っておく。

事件の概要は、キャッツ社が銀行から他社買収のため融資を受けた資金を、自社株の買い戻しに使い、その行為自体が「株価操作」、またそれに関わる会計上の処理が「粉飾決算」に当たるとして、特捜がキャッツ社幹部と公認会計士だった細野氏を逮捕/起訴した。

「株価操作」と「粉飾決算」は別裁判として扱われ、「株価操作」についてはキャッツ社社長は起訴内容を認め、既に判決済み。執行猶予付きの「有罪」となっている。細野氏は「株価操作」とは別の「粉飾決算」の容疑で裁判を行っていることになる。

番組での話を聞くと、明らかに細野氏に粉飾する意志は無かったコトがわかる。また、意図的ではないにせよ、会計上不備が発生した結果になってしまった、ということも無い。会計上は全く問題ない処理をしている。

では、何が問題なのか?

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久々に「博士も知らないニッポンのウラ」からのネタ。

第23回のゲストはエコノミストの紺谷典子さん。

現在のサブプライムローン問題から発生した全世界的な不況。
この不況の説明から始まり、結論を先に言えば、必要な公共投資をバンバン行う事による「景気対策」を行うことが今は一番必要と唱える。

現在下がっている日本の株価は、無責任な発言を繰り返す総理を筆頭とする政府の経済の無策ぶりが原因とのこと。今回のサブプライム問題でサブプライム絡みの金融商品の所有率からも、高騰しているオイルの依存度(日本はオイルショックの経験からオイル依存度を下げている)からも、他の先進国と比べて一番影響が低いはずの日本の株価が一番下がってしまっているのは、日本政府に対する海外(国内も?)からの信頼度がそれだけ低いということ。

何の対策も打たないし打てない日本の株なんかさっさと売ってしまおうということか。。これがほんとだとすると、何とも情けない理由である。

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2008年3月3日、お雛様の日に、株式会社ミクシィより発表された4月1日から適用されるSNSサイト「mixi」の利用規約改訂をめぐり、mixiユーザが紛糾している。

利用規約の改訂で問題あるのは、追加された以下の条文。

第18条 日記等の情報の使用許諾等

1. 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2. ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。

つまり、日記などの情報を改変可能性ありきでミクシィ側が勝手に使いますよ、という宣言。これを受けて、クリエーター系のユーザは、自分が今まで投稿した情報やUPした画像データなどを削除し始めている。

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 電波監理審議会は12月21日、2.5GHz帯の割り当てについて、ウィルコムとKDDI陣営のワイヤレスブロードバンド企画の2社が適当との答申を出した。両社には同日免許が交付される。

 ウィルコムは次世代PHSと呼ばれる高速PHSサービスを、ワイヤレスブロードバンド企画はモバイルWiMAXと呼ばれる規格を採用する。両社とも2009年にサービスを開始する計画だ。

 この件に関し、免許を受けられなかったNTTドコモ陣営のアッカ・ネットワークスと、ソフトバンク/イー・アクセス陣営のオープンワイヤレスネットワークはそれぞれコメントを発表した。

 アッカ・ネットワークスは「広帯域移動無線アクセスシステム市場においては、新規事業者の参入による新たなビジネスモデルの実現と、それによる産業の活性化や豊かな社会の実現がなされることを期待してきた。新規事業者である当社が評価されなかったこと、財務基盤の確立と資金調達の計画も十分に立てており最もオープンなMVNOを提唱してきたことなどにおいても当社が評価を受けなかったことは誠に遺憾」とコメント。WiMAX事業については、今回認定された事業者が提供するMVNOサービスを利用して展開するとの考えを示した。

 また、オープンワイヤレスネットワークは「この評価については、まったく納得できないし、受け入れられない。我々の要望が反映されていないことは、誠に遺憾である。


昨年12月21日にWiMAX(ワイマックス)の周波数帯が「ワイヤレスブロードバンド企画」と「Willcom」の2社に割り当てられることが総務省より発表されました。

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2008年初のブログ。

去年はあまりブログ書かなかったですけど、今年はもうちょっと文章を短めに抑えて、書く回数を増やそうかと思います。

さて、今年初のブログのテーマは「教育」について。
おなじみインターネットビデオニュース「マル激」で扱われていたテーマです。

PISA(Programme for International Student Assessment)という、2006年に各国で行われた15歳の学習到達度を測るテストの結果が昨年12月に発表されたらしいですが、その結果は「科学的力リテラシー」「数学的リテラシー」「読解力」の3科目全てで順位を落としているそうです。

ゆとり教育が実施されてから子供達の教育レベルは落ちていると指摘されて久しいですが、それを証明する結果が提示されたってことですかね?おそらくそれを表す何かしらの指標は毎年出てるとは思いますが。。

ただし、総合トップのフィンランドと比べても、トップレベルの子供達の数は特に変わらないとのこと。。どうやら、底辺の子供達の数が増えてきている、つまり勉強が出来る子と出来ない子の格差が広がってきた結果、順位が下がっているようです。

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