書評
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書評

神永正博さんの著書。

氏の著書は、以前「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」を読んで書評にも書いた。この本は大変刺激になった本で、この本読んだのをきっかけに「統計」に関して興味を持ち、現在も学習中。まだ実践でガンガン使うまでには至ってないが、次のステップへ進むきっかけを作ってくれた。なので、著者の本であればとりあえず読んでみようと思い、本書も購入。

今回は、「未来はどうなるか?」がテーマ。
手法として「統計」を使って論じている。

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佐々木俊尚氏の著書。

副題に「ノマドワーキングのすすめ」とある。

ノマド=遊牧民のこと。
遊牧民のように、オフィスに張り付いているのではなく外を遊牧し、どこでも仕事が出来るような環境作りをすることの利点やそのやり方を紹介している。最近流行りのライフハック本でもあるかな。。

まずは目次から。

第1章 ノマドワーキングのすすめ
第2章 アテンションコントロール
第3章 情報コントロール
第4章 コラボレーション
第5章 クラウドを使いこなす
第6章 ノマドライフスタイルの時代へ

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阿部彩さんの著作。

「子どもの貧困」について論じた本。

よくよく考えてみると、「子どもの貧困」というのはあまり聞き慣れない言葉だ。
「少子化」についてはよく聞く。特に最近。晩婚化が進み、結婚しても子どもを生まない夫婦も増えてると聞く。そして、民主党政権が少子化対策として「子ども手当」を支給する話が現実味を帯びてきている現在、やたらと「少子化」という言葉を耳にするようになった。

しかし、「貧困」問題はまったく別。
この本は「子ども」のみを扱っているが、ニートやフリーター問題にも通低している。「貧乏」とは性質が異なる。「貧困」とは、生きていく上で最低限の生活すら出来ない状況だ。ついでに、「格差」とも全く違う。「格差」問題は、所詮スタートライン(機会)の「差」をどれだけ無くすかという話でしかない。

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石井淳蔵氏の著書。

氏の本は以前「マーケティングの神話」という本を購入し、こっちの本はまだ読みきってはいないのだが、途中まで読んでみて、この人は日本のマーケティングの第一人者という印象を受けた。

で、マーケティングに関わってる自分としては、そんな著者の新刊だったので、内容は確認せずとりあえず購入。読んでみて、かなりタメになる良著だった。

そもそも本のタイトルでもある「ビジネス・インサイト」とは何か?

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きたみりゅうじさんの著書。

この人の本は以前「SEのフシギな生態」や「SEのフシギな職場」など何冊か読んだことがある。昔システム屋でもあった自分としては、SEという職種をこれだけ面白くわかりやすい「あるある本」としてまとめた著者の本を、読んですぐに好きになったのだ。まぁ、この著者の本は、本というか漫画というか、文章と4コマ漫画の組み合わせなので、だからこそ読みやすいってのもある。しかも、本書は著者と税理士先生との対話形式なので余計に読みやすい。

で、今回のテーマは「税金の申告」。

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