書評
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書評

前回に引き続き、高橋昌一郎氏の著書。
理性の限界」の続編。

基本的な構成は「理性の限界」と同じ。
今回のテーマは、「言語」「予測」「思考」の3つ。

前作のように、それを裏付ける象徴的な理論は無いが、それぞれ以下の副題が付いている。

・言語 - 不確実性
・予測 - 不可測性
・思考 - 不可知性

前回同様、それぞれについてコメントしてみることにする。

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高橋昌一郎氏の著書。

読み終わったのは半年くらい前なのだが、ブログ更新サボってたので、2010年やり残したコトを片付ける意味でブログにまとめようと思う。

さすがに半年前なので細かい内容忘れてる。なので、まとめる上で、改めてざっと読んでみたが、やっぱり面白い!この本!!

この本のテーマはタイトル通り。
「理性」に限界はあるか?

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藻谷浩介氏の著書。

氏の本を読むのは初めて。
この本の主張は、サブタイトルにもなっている通り、経済は「景気の波」ではなく「人口の波」で動く、という一言に尽きる。

いやー、読後の感想を素直に述べると、久しぶりに目から鱗がボロボロ落ちまくりの良著でした!!

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著者は内田樹氏。
全く知らない人。結構有名な人なのかしら??

著者は大学教授のようで、大学生2年生に対して講義を行った内容を書籍化したもののよう。
街場ってタイトルに載っているが、メディア全体というよりは、主に出版メディアについて書かれた本と言って良い。

で、まずは目次を。

第一講 キャリアは他人のためのもの
第二講 マスメディアの嘘と演技
第三講 メディアと「クレイマー」
第四講 「正義」の暴走
第五講 メディアと「変えないほうがよいもの」
第六講 読者はどこにいるのか
第七講 贈与経済と読書
第八講 わけのわからない未来へ

結論を先に言っておく。
はっきり言って、あまりタメになる本ではなかった。

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Googleのクラウド技術の基礎について書かれた本。

著者はルイス・アンドレ・バロッソとウルス・ヘルツル。
おそらくGoogleの社員だと思われる。

さて、最初に以下に目次を記載。

第1章 イントロダクション
第2章 負荷とソフトウエア基盤
第3章 ハードウエアの構成要素
第4章 データセンターの基礎
第5章 エネルギーと電力の効率
第6章 コストのモデル化
第7章 障害と修理への対応
第8章 WSCの課題

最後、8章に書かれている「WSC=Warehouse-Scale Computers」というのがポイント。
要するにサーバなどを格納している「データセンター」のこと。

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