漂流教室

今更ですが、「漂流教室」を読みました。

ご存知、楳図かずおさんの名作。楳図さんが吉祥寺に住んでいるからってわけではないですが(笑)、吉祥寺の喫茶店「シェモア」で読破しました。

1972年〜1974年まで少年サンデーで連載されていたようです。何と僕の生まれる前!! 日本とアメリカ(アメリカ版は日本との共作)で、それぞれ映画化もされているみたい。

さて、そんなひと昔前の作品なのですが、ストーリーはあまり古さを感じません。もちろん時代背景は相当古いですが、全5巻を一気に読破するくらい力のある作品です。

「母VS子」「大人VS子供」「男VS女」 色んな対立軸をテーマとして持ちつつも、そのテーマが見事に描かれてます。

どんなエンディングを向かえるのか楽しみで、一気に最終巻まで読み切りましたが、扱っているテーマは30年以上経った今でも十分に通用します。

楳図さんというと、どうしてもホラー漫画を連想してしまいますが、骨太のストーリー漫画も書けるんだなーと改めて感心。今更ながら、氏の凄さを認識させてもらいました。

SF好きな人で、まだ読んだ事無い人は(あまり居ないと思うけど(笑))、ぜひ読む事をお勧めします。

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